ツバサのメモ帳

副業マッチングサービス比較|主要7社の特徴と使い分け【2026年版】

複業クラウド・lotsful・Offers・Workshipなど主要7社を対象職種・稼働形態・向き不向きで整理。クラウドソーシングとの違いもまとめた。

2026年4月 更新

こんにちは、ツバサです。

先日、年収チャンネルで公開された「未経験でも月5万稼げる副業をこっそり教えてもらった」という動画を見た(YouTube)。複業クラウドを運営する株式会社Another worksの大林社長に、宮地さんがインタビューした内容を株本社長がコメントしながら振り返るという構成で、2026年のトレンド副業、AIで需要が減った副業、5年後も残る副業について整理されていた。

動画を見て、自分が知っている副業マッチングサービスは複業クラウドくらいしかないことに気づいた。本業で積んだスキルを活かしたい会社員にとっては、どのサービスに登録するかで案件の質も報酬も変わる。そこで主要7社を対象職種・稼働形態・向き不向きの観点で整理することにした。

「ランサーズとクラウドワークスに登録してみたけど、案件の単価が安くて消耗するだけだった」という悩み、使っているサービスのタイプが合っていないだけのことが多い。副業の仕事を探す手段は大きく「クラウドソーシング型」と「マッチング型」に分かれていて、本業で一定のスキルを積んだ社会人は後者のほうが条件に合いやすい。クラウドソーシングとの違いや、自分に合うサービスの選び方もまとめた。

マッチング型とクラウドソーシング型の違い

副業の仕事を探すプラットフォームは、契約形態と案件単位で2つのタイプに分かれる。

項目マッチング型クラウドソーシング型
契約企業と業務委託契約(継続)案件単位で発注者と契約
期間数か月〜年単位数時間〜数週間
単価時給3,000〜10,000円が中心1案件数百〜数万円
求められる経験実務3〜5年以上が多い未経験でも応募可
代表サービス複業クラウド・lotsfulなどランサーズ・クラウドワークス

パーソルイノベーションが運営するlotsfulの調査によると、副業の平均期間は3か月未満が多数で、4か月未満が約半数を占める(パーソルイノベーション)。継続契約でも1年以上ではなく、プロジェクト単位で関わる働き方が主流ということだ。

マッチング型は本業で培ったスキルを活かして、プロジェクト単位で継続的に関わるのが前提。クラウドソーシングのように「今日登録して今日稼ぐ」使い方には向かない代わりに、案件単価と裁量の大きさはこちらが圧倒的に上回る。

主要7社の比較一覧

今回取り上げる7社を、運営会社・対象職種・稼働の柔軟性で整理した。

サービス運営会社対象職種稼働
複業クラウドAnother worksビジネス職全般週1〜
lotsfulパーソルイノベーションビジネス職(事業開発・マーケ等)週1・4時間〜
Offersoverflowエンジニア・デザイナー・PdM案件による
WorkshipGIGエンジニア・デザイナー・マーケ・ライター等週1〜
シューマツワーカーシューマツワーカー(クラウドワークスG)エンジニア・デザイナー・マーケ週10時間〜
クラウドリンクスクラウドワークスハイクラスIT人材案件による
プロの副業みらいワークスコンサル・PM・管理職経験者週20時間前後

以下、サービスごとの特徴を見ていく。

サービスごとの特徴

① 複業クラウド(Another works)

複業クラウド

https://talent.aw-anotherworks.com/

株式会社Another worksが運営する総合型の副業マッチングプラットフォーム。2021年にAnother Worksからリブランディングされた。運営元の発表によると、2024年時点で累計導入企業2,000社以上、登録タレント80,000名以上と国内最大規模(PR TIMES)。

タレント側は登録・利用が完全無料で、企業と直接契約を結ぶため仲介手数料が発生しない。営業・マーケティング・事業開発・人事・広報など、ビジネス職全般をカバーしている。企業からのスカウトも届く。

向いている人:本業で営業・マーケ・事業開発などの実務経験があり、直接契約で効率よく案件に応募したい人

② lotsful(ロッツフル)

lotsful

https://lotsful.jp/

パーソルグループのパーソルイノベーション株式会社が運営する、ビジネス職特化の副業マッチングサービス。事業開発・営業・マーケティング・人事・広報・経営企画など、大手企業とベンチャー双方での実績を持つ人材向けの案件が中心。

専任の「タレントプランナー」が無料カウンセリングを行い、スキルの棚卸しから案件紹介・稼働後のフォローまで伴走するのが特徴。スタートアップの新規事業プロジェクトが豊富で、週1回・4時間から原則リモートで稼働できる案件が多い(lotsful)。

向いている人:ビジネス職で事業運営のノウハウを持ち、初めての副業でプロに伴走してほしい人

③ Offers(オファーズ)

Offers

https://offers.jp/

株式会社overflowが運営する、エンジニア・デザイナー・プロダクトマネージャーに特化したダイレクトリクルーティング型のマッチングサービス。登録者の約7割がエンジニア、約15%がデザイナーで、残りをPdM・データサイエンティストなどが占める。

TwitterやGitHub、Qiita、dribbbleなどの外部アカウントでプロフィールを充実させ、企業からのスカウトを待つ仕組み。書類を用意する必要がなく、現職で忙しいITプロフェッショナルが受動的に機会を得やすい。副業からの正社員登用にも対応している。

向いている人:エンジニア・デザイナーで、自分から応募する時間を取れずスカウトで案件を見つけたい人

④ Workship(ワークシップ)

Workship

https://goworkship.com/

株式会社GIGが運営するフリーランス・副業人材向けマッチングプラットフォーム。2018年11月開始で、2024年には登録者数50,000人を突破した(GIG)。

エンジニア・デザイナーだけでなく、マーケター・ライター・人事など20職種以上をカバー。公開案件の80%以上がリモート可、週1日・土日のみといった柔軟な稼働が可能。賠償責任保険や福利厚生サービス「Workship Club Off」が自動付帯するのが他社にない強みで、万一のトラブルに備えやすい。

向いている人:IT・デジタル系の幅広い職種で、リモート・週1稼働の柔軟性と保険・福利厚生を両立したい人

⑤ シューマツワーカー

シューマツワーカー

https://shuuumatu-worker.jp/

株式会社シューマツワーカーが運営する、エンジニア・デザイナー・マーケターなどDX人材向けの副業マッチングサービス。2023年4月にクラウドワークスの連結子会社となっており、現在はクラウドリンクスと同一グループで運営されている(クラウドワークス)。

週10時間から稼働可能で、スタートアップ・ベンチャー中心の案件が多い。マッチングディレクターとコンシェルジュが案件決定前後でサポートし、専属税理士による税務相談も無料で受けられる。契約形態は運営会社との業務委託を経由する再委託型。

向いている人:本業の合間に週10時間程度を使い、スタートアップでスキルを磨きたいエンジニア・デザイナー・マーケター

⑥ クラウドリンクス(CrowdLinks)

クラウドリンクス

https://crowdlinks.jp/

株式会社クラウドワークスが運営する、ハイクラスIT人材向けの副業マッチングサービス。登録者は大手企業・メガベンチャー所属のエンジニア・デザイナー・マーケターが中心で、2023年時点で登録者9万人を超えている(M&A Online)。

案件の90%以上がリモート可で、最短5日でプロジェクト参画が可能。契約はクラウドリンクスを介さず企業と直接結び、手数料は完全無料。クラウドワークス本体とは別プラットフォームで、「クラウドソーシングで実績を積んでから上位サービスに移る」という導線設計になっている。

向いている人:事業会社でIT・マーケの実務経験5年以上があり、大手企業の案件を直接契約で受けたい人

⑦ プロの副業

プロの副業

https://mirai-works.co.jp/

東証グロース上場の株式会社みらいワークスが運営する、プロフェッショナル人材向けの副業・フリーランスマッチングサービス。コンサルティング出身者や管理職経験者を中心に、大企業のDX支援・新規事業立ち上げ・地方創生プロジェクトなどの案件を扱っている(みらいワークス)。

週20時間前後のまとまった稼働を求める案件が中心で、本業の合間の短時間副業には向かない。その代わり単価は高く、事業会社でのキャリアに加えて戦略・PM・PMOのスキルを持つ人向けの選択肢になる。

向いている人:コンサル・PM経験者で、まとまった時間を確保できて高単価案件を狙いたい人

目的別の選び方

7社の棲み分けを、職種と稼働形態で整理し直すとわかりやすい。

ビジネス職(営業・マーケ・事業開発・人事)の場合

まず候補に入れたいのは複業クラウドとlotsfulの2つ。複業クラウドは自分から応募する能動型、lotsfulはタレントプランナーが伴走する受動型というように性格が違うので、両方登録して比較するのが効率的だ。スタートアップで新規事業に関わりたい志向があるならlotsful、自治体や地方企業の案件にも興味があるなら複業クラウドが合いやすい。

エンジニア・デザイナーの場合

Offers・Workship・シューマツワーカー・クラウドリンクスの4つが候補になる。Offersはスカウトを待つ受動型、Workshipは自分で応募する能動型。シューマツワーカーはスタートアップ案件・コンシェルジュサポートが強み、クラウドリンクスは大手企業・ハイクラス案件が中心だ。シューマツワーカーとクラウドリンクスは同一グループのため、どちらかを主軸にして重複登録を避けるのが無難。

コンサル・PM・管理職経験者の場合

プロの副業を中心に、複業クラウド・lotsfulを併用する形が現実的。プロの副業は週20時間前後のまとまった稼働を想定しているため、本業の稼働と調整しやすい時期に合わせるのが前提になる。

登録前に確認しておきたいこと

マッチング型サービスへ登録する前に、実務面で押さえておきたいポイントをまとめた。

本業の就業規則:副業可否・競業避止義務・事前申請の要否。無断で始めると処分対象になることがある
契約形態:企業との直接業務委託契約か、サービス運営会社経由の再委託かで責任範囲が変わる
報酬の支払いタイミング:月末締め翌月末払い、月末締め翌々月払いなど各社で異なる
稼働時間の下限:サービスによって「週1回4時間から」「週10時間から」「週20時間前後」と幅がある
稼働の透明性:時給制か成果報酬か、稼働ログの申告方法はどうなるか

本業の就業規則と確定申告の実務は「副業と労働法のポイント」「写真副業の確定申告」にも整理してあるので、あわせて確認してほしい。

サービスを使い分ける前提として大事なのは、自分が「どんなスキルを副業で活かしたいか」「週何時間を副業に充てられるか」の2点を決めることだ。ここが曖昧なまま複数登録してもスカウトを捌ききれず、結局どこも稼働しないまま放置になりがちだ。

よくある質問

Q. 副業マッチングサービスとクラウドソーシングは何が違いますか?

副業マッチングサービスは企業と個人が直接業務委託契約を結び、継続的なプロジェクト単位で働くモデルが中心です。一方クラウドソーシング(ランサーズ・クラウドワークス等)は不特定多数の発注者から案件単位で受注する仕組みで、短期タスクや単発案件に向いています。マッチング型のほうが単価は高くなりやすい反面、一定の実務経験が求められます。

Q. 副業マッチングサービスに登録するのは無料ですか?

紹介した7社はすべてタレント(個人)側の登録・利用料は無料です。企業側が月額掲載料や稼働費用を負担するモデルが一般的です。複業クラウドは手数料ゼロで企業と直接契約、シューマツワーカーは再委託型(運営会社が契約の間に入る)など、契約形態には違いがあります。

Q. 未経験・実務経験が浅くても案件を獲得できますか?

多くのサービスは3〜5年以上の実務経験を想定しています。特にOffersやクラウドリンクスはハイクラス人材向けで、未経験だと書類通過が難しいことが多いです。未経験から始めたい場合は、まずクラウドソーシング(ランサーズ・クラウドワークス)で実績を作り、経験を積んでからマッチング型に登録するのが現実的な進め方です。

Q. 本業の会社に副業がバレる心配はありませんか?

住民税の徴収方法を「普通徴収」に切り替えることで、本業の給与天引き額から副業所得が推測されるリスクは低減できます。ただし、就業規則で副業禁止の企業も残っているため、まず勤務先の規則を確認してください。労働法や確定申告の論点は別記事「副業と労働法のポイント」「写真副業の確定申告」にまとめています。

Q. 複数のマッチングサービスに同時登録しても問題ありませんか?

基本的に問題ありません。各サービスで案件の傾向が異なるため、職種・稼働条件に合うものを2〜3サービス併用するのが一般的です。ただしlotsfulのようにタレントプランナーが伴走するサービスでは、複数契約を進めると調整が煩雑になるため、主軸を1社に決めて運用すると齟齬が起きにくいです。

Q. 稼働は週1日・数時間からでも可能ですか?

複業クラウド・lotsful・Workshipなどは週1回・4時間程度から稼働できる案件が多数掲載されています。シューマツワーカーは週10時間からが目安。一方でプロの副業やクラウドリンクスは週20時間前後のまとまった稼働を求める案件が中心で、本業の合間の短時間副業には向かないケースがあります。

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ツバサ

EC担当の会社員(20代)。カメラ・写真・画像編集・EC実務・副業・キャリアについて、仕事で調べたことを備忘録としてまとめています。Photoshopは少し使えますが苦手で、本格的なレタッチはプロに依頼しています。

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