ツバサのメモ帳

白抜きとは?
EC商品画像の背景を白にする方法と外注費用メモ

白抜きとは

白抜きは、写真の背景をRGB各色255の純粋な白にする画像処理のことだ。商品の輪郭に沿って選択範囲を作り、商品以外の部分を白で塗りつぶす。大田ファクトリーの解説では「商品を切り抜き商品以外のスペースを白く塗りつぶす加工技法」と定義されている。

白抜き・白飛ばしとは - 大田ファクトリー daitafactory.co.jp

似た作業に「切り抜き(背景透過)」があるが、これは背景を透明にする処理で、白抜きとは別物だ。白抜きは背景が白色のJPEGで納品できるが、背景透過はPNG形式でないと透明を保持できない。Amazonが求めているのは「純粋な白(RGB 255, 255, 255)」の背景であって、透過ではない。ラズスタジオの記事でも「RGB255=白」が条件だと説明されている。

Amazon商品画像の白背景ルール - ラズスタジオ luzzstudio.com

EC実務で出てくる場面

ECモールの画像規定への対応

Amazonの白背景必須ルールに加え、楽天市場もメイン画像のテキスト占有率20%以下のルールがある。撮影したままの写真では背景にスタジオの壁や床が写り込んでいるため、出品前に白抜き処理が必要になる。1商品あたり3〜5カット撮影すると、月に100 SKU追加するだけで300〜500枚の白抜きが発生する計算だ。

自動ツールで処理するか外注するかの判断

Remove.bgPhotoRoomのようなAI自動切り抜きツールを使えば、無料または月額制で大量の白抜きを処理できる。靴、バッグ、家電など輪郭がはっきりした商品なら自動ツールで十分な品質になる。

Remove.bg - AI自動背景除去ツール remove.bg PhotoRoom - スマホで使える商品画像加工アプリ photoroom.com

ただし、髪の毛、ファー、ガラス製品、半透明の素材など複雑な輪郭を持つ商品は自動ツールだとエッジが不自然になりやすい。こうした商材では切り抜き専門サービスに手作業で外注する方が仕上がりが良い。

撮影代行の見積もりで「白抜き込み」と書いてある

商品撮影を外注すると、見積もりに「白抜き込み」「切り抜き別途」などの記載がある。「白抜き込み」の場合は撮影料金に背景除去の工賃が含まれているが、「別途」の場合は1枚あたりのオプション料金が上乗せされる。IT用語辞典e-Wordsでは白抜きもレタッチ作業の一環として分類されている。

覚えておきたいポイント

白抜きの外注費用は1枚39〜1,000円が相場だ。切り抜きの難易度によってランク分けされていて、輪郭がシンプルな商品(靴、箱物、食器)は安く、髪の毛やファーのように複雑な形状は高くなる。背景切り抜きの費用相場まとめで複数社の料金を比較している。

自動ツールかプロ外注かの判断基準は「商品の輪郭の複雑さ」と「求める品質レベル」の2軸で考えると整理しやすい。メイン画像のクオリティを重視するブランド商材ならプロ外注、数百SKUの追加を高速に回したい場合は自動ツール+目視チェックの組み合わせが効率的だ。白抜きの方法全般は白抜きの方法比較記事でまとめている。

背景切り抜きの費用相場まとめ|1枚39円から依頼できる外注先比較 tsubasa-memo.github.io/background-cutout-outsource.html
ツバサ

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EC関係の仕事をしています。このサイトは自分が調べたことの備忘録です。Photoshopは少し使えますが苦手で、ちょっとした画像補正はもっぱらスマホアプリ派。アプリで対応しきれない本格的なレタッチはプロに依頼しています。