こんにちは、ツバサです。
ECモールに商品を登録しているとき、先輩に「この商品、SKU数いくつ?」と聞かれた。SKUという言葉は聞いたことがあったけど、具体的にどう数えるのかよくわかっていなかったので調べてみた。
SKUとは
ひとことで言うと、SKUは「Stock Keeping Unit(ストック・キーピング・ユニット)」の略で、在庫管理における最小の単位のこと。商品をこれ以上分けられないレベルまで細かく分類したときの1つ1つを指す。
マクロミルの用語解説によると、同じ商品名でも色やサイズが違えば別のSKUとして扱うらしい。たとえばTシャツ1型を白・黒の2色、S・M・Lの3サイズで売っている場合、2色×3サイズ=6SKUになる。
似た言葉に「アイテム」があるけど、アイテムは色やサイズを問わず1つの商品をまとめて数える単位。SKUはそこからさらに細かく分けたものだ。ダイヤモンド・チェーンストアオンラインの用語集でも、SKUは「アイテムよりさらに細分化した管理単位」と説明されていた。
EC実務で出てくる場面
EC業務をやっていると、SKUという言葉はいろんな場面で出てくる。僕が遭遇したケースをまとめておく。
商品登録時のSKU設定
楽天市場は2023年に「SKUプロジェクト」という大きなリニューアルがあって、商品ページの構造がSKU単位に変わった。ネクストエンジンの楽天RMS解説記事を読むと、商品登録時にSKUごとの価格や在庫数を設定する仕組みになっている。それまでの「項目選択肢」方式から大きく変わったので、楽天出店者は対応が必要だった。
Amazonの場合は、出品時に「出品者SKU」という項目がある。これは自社の管理番号を登録する欄で、自分で自由に決められる。入力しなければAmazon側で自動的に割り振られるけど、自社の在庫管理と紐づけるなら独自のコードを設定しておいたほうがあとあと楽だ。
在庫管理・棚卸し
倉庫で在庫を管理するときもSKU単位で数える。スクロール360のコラムによると、SKU数が多くなるほど在庫管理は複雑になる。色違い・サイズ違いがたくさんあるアパレル系はSKU数が膨れ上がりやすいので、最初のSKU設計が大事だという話が書いてあった。
仕入れ・発注
仕入先との会話でも「何SKUありますか?」と聞かれることがある。取り扱いたい商品のバリエーション数を確認する意味で使われる。SKU数が多すぎると在庫リスクが上がるし、少なすぎるとお客さんの選択肢が減る。そのバランスを考えるのがEC担当の仕事でもある。
覚えておきたいポイント
SKUとJANコードは別物
最初ごっちゃにしていたけど、SKUとJANコードはまったく別のものだった。JANコードはGS1 Japanが管理する国際標準のバーコード番号で、どの会社でも同じ番号が使われる。一方、SKUは自社の管理用コードだから、会社ごとに番号が違う。詳しくはJANコードとはにまとめている。
SKUコードの付け方は自由
SKUコードの命名に国際的なルールはない。自分の会社で管理しやすい形式を決めればOKだ。よく見るのは「カテゴリ-色-サイズ」を組み合わせたパターンで、たとえば「TS-WH-M」(Tシャツ・白・M)のような付け方。BiNDecのSKU解説記事でも、あとから検索しやすい命名ルールを最初に決めておくことが推奨されていた。
SKU数と商品画像の関係
SKU数が多いとその分だけ商品画像も必要になる。色違いごとにメイン画像を用意するのが基本だし、ECモールによってはSKUごとにサムネイル画像の登録を求められる。商品画像のルールについてはECサイト商品画像ルールまとめに書いた。画像が大量になる場合はCSV一括登録を使うと効率がいい。