こんにちは、ツバサです。
カメラを買うとき、本体やレンズのことは調べても、SDカードは後回しになりがちです。僕もそうでした。いざ買おうとしたら「UHS-I」「V30」「SDXC」と謎の英数字だらけで、どれを選べばいいのかまったくわからなかったんですよね。
調べてみたら、カメラ初心者が覚えるべきポイントはそこまで多くなかったので、備忘録としてまとめておきます。
SDカードを含むカメラ周辺機器がセール対象になることがあります。下記の商品リンクから現在の価格を確認してみてください。
結論:初心者はこのスペックを選べばOK
先に結論を書くと、初めてカメラを買う人がSDカードで失敗しないためのスペックはこれです。
カメラ初心者向け SDカードの選び方まとめ
規格:SDXC(64GB以上はすべてSDXC)
バスインターフェイス:UHS-I(入門機ならこれで十分)
ビデオスピードクラス:V30以上
容量:写真中心なら64〜128GB、動画も撮るなら128〜256GB
メーカー:SanDisk、Samsung、Lexar、ProGrade Digitalなど大手
価格の目安:64GB UHS-Iで1,500〜2,500円程度
入門機のミラーレスカメラ(Canon EOS R100、Nikon Z30、SONY ZV-E10など)はほとんどがUHS-I対応のSDXCスロットなので、上の条件を満たすカードを買えば問題なく使えます。
SDカードに書いてある英数字の意味
SDカードの表面にはいろいろな記号が印字されていますが、カメラ用途で見るべきポイントは大きく3つです。
1. 容量規格(SDHC / SDXC)
SDカードは容量によって規格名が変わります。SDHCは最大32GBまで、SDXCは最大2TBまで対応しています。現在の主流はSDXCで、64GB以上のカードはすべてSDXCです。今売られているミラーレスカメラはほぼSDXC対応なので、64GB以上を買えばまず大丈夫です。
ただし、かなり古いカメラだとSDHCまでしか対応していない場合もあるので、中古カメラを買うときはカメラ側の仕様を確認してください。
2. バスインターフェイス(UHS-I / UHS-II)
バスインターフェイスは、データの転送速度の「上限」を決める規格です。
| 規格 | 最大転送速度 | 主な対応カメラ |
|---|---|---|
| UHS-I | 最大104MB/秒 | 入門〜中級ミラーレス全般 |
| UHS-II | 最大312MB/秒 | 中上級ミラーレス(連写重視モデル) |
入門機はほぼUHS-Iスロットなので、UHS-Iのカードで十分です。UHS-IIのカードをUHS-I対応カメラに入れても使えますが、速度はUHS-Iの上限(104MB/秒)に制限されるので、値段の分だけもったいないことになります。
逆に、将来UHS-II対応のカメラに買い替える予定がある人は、最初からUHS-IIカードを買っておくのもアリです。ただし価格はUHS-Iの2〜3倍になります。
3. ビデオスピードクラス(V30 / V60 / V90)
ビデオスピードクラスは、動画撮影時に「最低限これだけの速度は出ます」と保証する規格です。数字が大きいほど高速です。
| クラス | 最低書き込み速度 | 用途の目安 |
|---|---|---|
| V30 | 30MB/秒 | フルHD動画、4K動画(30fps) |
| V60 | 60MB/秒 | 4K動画全般 |
| V90 | 90MB/秒 | 4K 60fps、8K動画 |
写真中心の初心者ならV30で十分です。4K動画もV30で基本的に撮影できます。V60やV90はプロや動画を本格的に撮る人向けです。
ちなみに「U1」「U3」という表記もあります。これはUHSスピードクラスという別の規格で、U1が最低10MB/秒、U3が最低30MB/秒です。V30とU3は同じ速度なので、「U3」か「V30」のどちらかが書いてあれば問題ありません。
容量の選び方
SDカードの容量を選ぶときの目安をまとめました。撮影枚数はカメラの画素数やファイル形式(JPEG/RAW)で変わりますが、2,400万画素のミラーレスカメラでJPEG撮影した場合のざっくりした目安です。
| 容量 | JPEG写真の目安 | 4K動画の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 64GB | 約5,000〜7,000枚 | 約1〜1.5時間 | 写真中心で日帰り撮影が多い |
| 128GB | 約10,000〜14,000枚 | 約2〜3時間 | 旅行や週末撮影に安心の容量 |
| 256GB | 約20,000枚以上 | 約5時間前後 | 動画も撮る人、長期旅行用 |
個人的には、最初の1枚は128GBがコスパと安心感のバランスがいいと思います。64GBでも写真だけなら足りますが、128GBでも価格差は数百円〜千円程度なので、少し余裕を持たせておくと安心です。
信頼できるメーカーの話
よく名前が挙がるのはSanDisk(サンディスク)、Samsung(サムスン)、Lexar(レキサー)、Transcend(トランセンド)あたりです。特にSanDiskはプロカメラマンにも使用者が多く、定番中の定番。Amazonでの販売数も多いため、偽造品をつかみにくいという実用的なメリットもあります。
LexarとTranscendも信頼できるメーカーですが、Amazonでは公式ストアの在庫が安定しないことがあります。公式ストア以外の出品で極端に安いものは避けた方が無難です。
SDカードの規格についてはSD Association(SDアソシエーション)公式サイトでも確認できます。
⚠️ 新生活セールFinal期間中(3月31日〜4月6日)は価格が変動している可能性があります。リンク先で最新価格を確認してから購入してください。
このSDカードを買えばOK
迷ったらSanDiskを選べば失敗しません。用途と予算に合わせて以下から選んでください。竹にあたるExtremeは、2026年3月28日時点の価格で128GBが¥4,368とコスパが高く、個人的には一番おすすめです。ただし価格は変動するので、購入前に必ず確認してください。
SanDisk Ultra 64GB SDXC UHS-I
¥3,222(税込・2026年3月28日時点)
最初の1枚。写真中心ならこれで十分。読取最大140MB/s
Amazonで見る
SanDisk Extreme 128GB SDXC UHS-I V30
¥4,368(税込・2026年3月28日時点)
梅との価格差約¥1,150で容量2倍・V30対応。これを選ぶ人が多い
Amazonで見る
SanDisk Extreme PRO 128GB SDXC UHS-I V30
¥7,010(税込・2026年3月28日時点)
読取最大200MB/s。連写・4K動画を本格的に撮る人向け
Amazonで見る
SanDisk Extreme PRO 128GB SDXC UHS-II V90
¥40,000(税込・2026年3月28日時点)
読取最大300MB/s。放送・商業撮影向け。一般ユーザーには不要
Amazonで見るAmazonで買うときの注意
SDカードは偽造品が多いジャンルとして知られています。Amazonで購入する場合は、販売元がメーカー公式ストアまたは「Amazon.co.jp」になっているかどうかを必ず確認してください。第三者出品で極端に安いものは注意が必要です。商品ページの「出荷元/販売元」欄をチェックしてから購入しましょう。
カメラと一緒に買うと便利なもの
SDカード以外にもあると便利なものを簡単にメモしておきます。
カードリーダー:SDカードのデータをパソコンに取り込むためのもの。USB 3.0以上対応のものを選ぶと転送が速くて快適です。カメラとパソコンをUSBケーブルで直接つないでも取り込めますが、カードリーダーのほうが速いことが多いです。1,000〜2,000円程度。
SDカードケース:予備のカードを持ち歩くなら、裸でポケットに入れるよりケースに入れたほうが安全です。100均でも売っています。
SDカードの取り扱いメモ
撮影前にはカメラ本体でSDカードを初期化(フォーマット)してから使うのが基本です。パソコンでフォーマットするのではなく、カメラのメニューから行うのがポイント。カメラに最適化されたフォーマットがかかるので、書き込みエラーを防ぎやすくなります。
よくある疑問メモ
本記事にはAmazonアソシエイトのリンクが含まれます。