こんにちは、ツバサです。
EC業務で商品画像を扱っていると、ほぼ毎日JPEGファイルに触れる。ただ「JPEGで保存して」と言われるまま使っていて、仕組みをちゃんと理解していなかったので調べてみた。
JPEGとは
JPEGは「Joint Photographic Experts Group」の略で、写真のような色数の多い画像に適したファイル形式だ。IT用語辞典 e-Wordsによると、人間の目が感じにくい色の情報を間引くことでファイルサイズを小さくする「非可逆圧縮」を使っている。
非可逆圧縮(非可逆圧縮と可逆圧縮の違い)なので、一度圧縮して捨てたデータは元に戻せない。保存を繰り返すと少しずつ画質が劣化する。編集中のデータはPSDやPNGで保存しておき、最後にJPEGへ書き出すのが安全だ。
EC実務での使いどころ
商品写真の標準フォーマット
楽天市場やAmazonの商品画像はJPEGが主流だ。ファイルサイズが小さいのでページの表示速度に影響しにくく、画質80%前後に設定すれば見た目の劣化をほぼ感じさせずにサイズを抑えられる。
画質設定の目安
JPEG保存時の画質パラメータは0〜100%で設定できる。実務的には、メイン商品画像は85〜90%、サムネイル用は75〜80%が使いやすい。画質を100%にしてもファイルサイズだけが膨らんで、肉眼ではほぼ区別がつかない。
他の形式との比較
| 項目 | JPEG | PNG | WebP |
|---|---|---|---|
| 圧縮方式 | 非可逆 | 可逆 | 両方対応 |
| 透過 | 非対応 | 対応 | 対応 |
| ファイルサイズ | 小さい | 大きい | 最も小さい |
| 向いている用途 | 写真全般 | ロゴ・切り抜き | Web全般 |
最近はWebPやAVIFのような次世代フォーマットも普及してきている。ただ、モール側の対応状況やクライアントとのやり取りを考えると、当面はJPEGが標準のままだろう。画像フォーマット全体の整理は画像ファイル形式まとめにも書いた。