この記事でわかること
- nofollow・dofollow・sponsored・ugcの4種類の違い
- 比較記事で外部サービスにリンクする場合のrel属性の選び方
- Amazonアソシエイトなどアフィリエイトリンクの正しいrel属性
- 全記事の外部リンクを一括で確認・修正する方法
こんにちは、ツバサです。このブログではレタッチサービスの比較記事やカメラの紹介記事で外部サイトへのリンクをたくさん貼っている。ある日、全外部リンクのrel属性がバラバラだったことに気づいた。nofollowを付けているリンクと付けていないリンクが混在していて、管理できていなかった。調べて整理した記録をまとめておきます。
nofollow・dofollow・sponsored・ugcの違い
HTMLのaタグに付けるrel属性は、Googleのクローラーに「このリンクの性質」を伝えるためのものである。2019年にGoogleが公式ドキュメントで仕様を更新し、現在は以下の4種類がある。
| 属性 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| なし(dofollow) | リンク先にページ評価を渡す | 信頼できる情報源へのリンク |
rel="nofollow" | 評価を渡さない(ヒント) | 信頼性を保証しないリンク全般 |
rel="sponsored" | 広告・有料リンク | アフィリエイト、広告 |
rel="ugc" | ユーザー生成コンテンツ | コメント欄、掲示板 |
dofollow(通常のリンク)は、リンク元からリンク先にページ評価を渡す。SEOの文脈で「被リンク」が重要と言われるのは、dofollowリンクを通じてページ評価が流れるからである。
nofollowはGoogleに「このリンク先に評価を渡さないでほしい」と伝えるヒントである。2019年以前は「命令」だったが、現在はGoogleが必要に応じて無視する場合もある。鈴木謙一氏の解説記事によると、サイト内の全リンクをnofollowにしているようなケースではGoogleがnofollowを無視する可能性があるとされている。
比較記事の外部リンクにはnofollowを付けた
このブログはレタッチサービスの比較記事が多く、紹介先の公式サイトへリンクしている。これらのリンクは「サービスを推薦している」わけではなく、「情報源として紹介している」位置づけなので、nofollowを付けることにした。
全サービスに同じルールを適用するのが重要だった。特定のサービスだけdofollowにすると、SEO上の優遇になる。比較記事で公平を保つために、紹介先への外部リンクはすべてrel="noopener nofollow"で統一した。
見た目は何も変わらない。nofollowはHTMLソースコードの中にしか書かれないので、普通に記事を読んでいる人には区別がつかない。ソースコードを確認すればわかるが、「比較記事なので全サービスにnofollowを付けている」という方針は運営上まったく自然なことである。
アフィリエイトリンクにはnofollow sponsoredを付ける
Amazonアソシエイトのリンクにはrel="nofollow sponsored"を使っている。Googleのガイドラインでは、有料リンク(広告・アフィリエイト)にはsponsoredまたはnofollowの付与を求めている。両方を併記する書き方が最も安全である。
HTMLの記述例はこうなる。
<a href="https://amzn.to/xxxxx" target="_blank" rel="noopener nofollow sponsored">SDカード</a>
nofollowだけでも問題はないが、sponsoredを併記することでGoogleに「これは広告リンクである」と正確に伝えられる。Googleの公式ブログでも、nofollowからsponsoredへの切り替えは推奨するが必須ではないと説明されている。
公式ドキュメントや公的機関へのリンクの扱い
外部リンクを全部nofollowにするのは得策ではない。政府機関のサイト、Google公式ドキュメント、学術論文など、信頼性の高い情報源へのリンクはdofollowのまま残すか、rel="nofollow"は付けつつもGoogleがヒントとして適切に処理してくれることを期待する。
このブログでは以下のルールで運用している。
| リンク先 | rel属性 |
|---|---|
| 比較対象のサービス公式サイト | nofollow |
| Amazonアソシエイトリンク | nofollow sponsored |
| Google公式ドキュメント・政府機関 | nofollow(ポリシーに従う) |
| 自サイト内のリンク(内部リンク) | 属性なし(dofollow) |
全記事の外部リンクを一括で確認・修正した方法
rel属性の方針を決めた後、既存の全記事(60本以上)で修正が必要だった。手作業では到底追いきれないので、sedコマンドで一括置換した。
具体的には、rel="noopener noreferrer"になっていた外部リンクをrel="noopener noreferrer nofollow"に変換した。さらにアフィリエイトリンク(amzn.toドメイン)だけを抽出してrel="noopener nofollow sponsored"に置換した。
修正後はgrepで「nofollowが付いていない外部リンク」がゼロ件になっていることを確認した。この作業で重要なのは、canonical URLやmetaタグ内のURLを誤って書き換えないこと。aタグのhrefだけを対象にするフィルターが必要だった。
加えて、スプレッドシートで全外部リンクの一覧を管理するようにした。記事名・リンク先ドメイン・アンカーテキスト・nofollowの有無を1行ずつ記録する形式で、リンク管理の漏れを防いでいる。
よくある質問
Q. nofollowとdofollowの違いは何ですか?
dofollowはリンク先にページ評価を渡す通常のリンクです。nofollowはrel="nofollow"を付けることで「評価を渡さないでほしい」とGoogleに伝えるヒントです。2019年以降、nofollowは命令ではなくヒントとして扱われています。
Q. sponsoredとugcはnofollowと何が違いますか?
sponsoredは広告・有料リンク用、ugcはコメント欄などユーザー生成コンテンツ用です。機能はnofollowと同じですが、リンクの種類をGoogleにより正確に伝えられます。
Q. 比較記事の外部リンクにnofollowを付けるべきですか?
付けるのが無難です。比較記事の外部リンクは推薦ではなく情報提供なので、リンク先にSEO評価を渡す必要はありません。全サービスに同じルールを適用するのが公平です。
Q. アフィリエイトリンクのrel属性は何を使いますか?
rel="nofollow sponsored"を付けるのが推奨です。Googleのガイドラインでは有料リンクにsponsoredまたはnofollowの付与を求めており、両方を併記するのが最も安全な方法です。
Q. 外部リンクを全部nofollowにすると問題がありますか?
推奨されません。全リンクnofollowだとGoogleに「リンク管理が適切でない」と判断される可能性があります。ただし比較記事中心のブログでは大半がnofollowになるのは自然で、信頼できる公的情報源へのリンクはdofollowのまま残すのが望ましいです。