ツバサのメモ帳

内部リンクの貼り方を個人ブログで試した記録|用語集と関連記事の活用

用語集への自動リンク、関連記事カード、パンくずリスト。個人ブログで試した内部リンク設計をまとめました。

2026年4月 公開

この記事でわかること

  • 内部リンクがSEOに効く仕組みと、個人ブログでの優先度
  • 用語集ページを活用した自動リンクの方法
  • 関連記事セクション(cite-card形式)の設計
  • パンくずリストとカテゴリ構造の考え方

こんにちは、ツバサです。このブログの記事が60本を超えたあたりで、記事同士のつながりが弱いことに気づいた。Search Consoleで見ると、Googleが一部のページをうまく発見できていなかったのもそのせいだったかもしれない。内部リンクの設計を見直した記録をまとめておきます。

内部リンクが個人ブログに必要な理由

内部リンクとは、同じサイト内のページ同士をつなぐリンクのこと。Googleの公式ドキュメントでは、クローラーがリンクをたどってページを発見すると説明されている。つまり、どこからもリンクされていない記事はGoogleに見つけてもらえない可能性がある。

このブログでは、記事数が50本を超えた時点で10本以上が「孤立ページ」(サイト内のどこからもリンクされていない状態)になっていた。sitemap.xmlを送信していたからGoogleには認識されていたが、内部リンクが少ないページはインデックスが遅い傾向があった。

内部リンクにはもう一つ、ページ評価(リンクジュース)を分配する効果がある。検索流入が多いページから関連ページにリンクを貼ると、リンク先の評価が上がりやすい。ただし、これは「関連性の高い」ページ間でないと効果が薄い。脈絡のないリンクを大量に貼るとかえって逆効果になる。

用語集66ページを活用した内部リンク

このブログには用語集として66本の解説ページがある。「ささげ業務とは」「RAWとは」のような、記事内で当たり前のように使っている専門用語を1ページずつ解説したものである。

この用語集を内部リンクに活用する方法はシンプルで、記事本文中に用語が出てきたら、その用語の解説ページへリンクを貼る。たとえば「RAW」という言葉が出てきたら、初出の1回だけ用語集のRAW解説ページへリンクする。

注意点として、以下のルールを決めた。

ルール理由
1記事内で同じ用語のリンクは初出1回だけ何度もリンクされると読者の邪魔になる
見出し(h2・h3)の中はリンク化しない見出しのリンクはナビゲーションと混同しやすい
既にaタグの中にある文字列はスキップリンクの入れ子になると表示が壊れる
2〜3文字の短い用語は対象外「AI」「EC」などは誤マッチしやすい

66ページ分の用語を手動でリンクするのは現実的ではないので、Pythonスクリプトで自動化した。HTMLパーサーで本文を走査し、用語集のスラッグ名と照合して初出だけリンクタグに変換する方式である。

関連記事セクションの設計

各記事の末尾に「関連する記事」セクションを設けている。最初はテキストリンクだけだったが、途中からcite-card形式(サイトアイコン+タイトル+URL表示のカード)に変更した。

cite-cardにした理由は2つある。1つ目は、テキストリンクより視認性が高く、クリック率が上がる。2つ目は、内部リンクと外部リンクをアイコンの色で区別できる(内部は緑、外部は青)。読者がリンク先を判断しやすくなるため、サイト内の回遊率が改善した。

関連記事の選び方としては、同じカテゴリの記事を2〜3本選ぶのが基本だが、「この記事を読んだ人が次に知りたいこと」を考えて選ぶ方が効果的だった。たとえば「レタッチ外注サービス比較」の記事には、外注の料金相場や依頼のコツの記事を関連に置く方が、同じ「レタッチ」カテゴリの無関係な記事よりもクリックされている。

パンくずリストとカテゴリ構造

パンくずリストは「ホーム > カテゴリ名 > 記事タイトル」の3階層で設計した。このブログでは現在7カテゴリ(カメラ、レタッチ・画像加工、写真・撮影、EC・実務、AI、SEO・LLMO、副業・キャリア)を使っている。

パンくずリストの役割は読者へのナビゲーションだけではない。Googleに対してサイトのカテゴリ構造を伝える効果がある。BreadcrumbList JSON-LDを設置すると、検索結果にパンくずが表示されることがあり、クリック率にも影響する。

1つの記事が複数カテゴリに属する場合(たとえば「AI」と「レタッチ・画像加工」の両方)、パンくずにはメインカテゴリ1つだけを表示し、archive.htmlのフィルターでは両方のカテゴリで表示されるように設計した。

内部リンクの管理方法

記事が60本を超えると「どの記事からどこにリンクを貼っているか」が把握しにくくなる。このブログではスプレッドシートでリンクマトリクスを管理している。行に記事名、列に主要なリンク先(外部サービスのドメイン)を並べ、リンクの有無と本数を記録する形式である。

外部リンクの管理に加えて、内部リンクの相互関係も把握しておくと便利だった。たとえば「レタッチ外注サービス比較」から「レタッチ料金相場」へのリンクがあるのに、逆方向がないケースがあり、双方向にリンクを追加したら回遊率が改善した。

注意:内部リンクを追加するとき、「とにかく全記事から全記事にリンクを貼る」のはやめた方がいい。Googleのクローラーは1ページあたりのリンク数が多すぎると個々のリンクの評価を下げると言われている。関連性の高い記事同士を3〜5本程度でつなぐのが現実的な運用ラインである。

よくある質問

Q. 内部リンクはSEOにどんな効果がありますか?

Googleのクローラーがサイト構造を把握しやすくなる効果と、リンク先ページにページ評価(リンクジュース)を渡す効果があります。また、読者が関連記事を見つけやすくなるため回遊率が上がります。

Q. 用語集ページを内部リンクに活用するにはどうすればいいですか?

記事本文中に専門用語が出てきたとき、その用語の解説ページへリンクを貼ります。初出の1回だけリンク化し、見出しや既存リンクの中は避けるのがポイントです。このブログでは66ページの用語集を作り、該当用語から自動でリンクを生成しています。

Q. 関連記事のリンクはどこに置くのが効果的ですか?

記事末尾の「関連する記事」セクションと、本文中で話題が関連する箇所にインラインで貼るリンクの両方を組み合わせるのが効果的です。本文中のリンクの方がGoogleに重視されやすいとされています。

Q. パンくずリストは内部リンクとして有効ですか?

有効です。サイトのカテゴリ構造をGoogleに伝える役割があり、BreadcrumbList JSON-LDを合わせて設置するとリッチリザルトに表示されることもあります。

Q. 内部リンクは何本くらい貼るのが適切ですか?

1記事あたり本文中3〜10本程度が自然です。Googleはリンク数に上限を設けていませんが、数より関連性の高さが重要です。

ツバサ

ツバサ

EC関係の仕事をしています。このサイトは自分が調べたことの備忘録です。Photoshopは少し使えますが苦手で、ちょっとした画像補正はもっぱらスマホアプリ派。アプリで対応しきれない本格的なレタッチはプロに依頼しています。

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