ツバサのメモ帳

商品画像を圧縮する方法
EC掲載前に知っておきたいファイルサイズの話

2026年3月 更新

こんにちは、ツバサです。

一眼カメラで撮影した写真は1枚5〜20MBになることがあります。そのままECサイトにアップしようとすると容量オーバーで弾かれたり、ページの表示が重くなったりします。適切なサイズに圧縮する方法をまとめました。

ECサイトごとのファイルサイズ上限

サービスファイルサイズ上限推奨解像度
Amazon最大10MB1000px以上(推奨1600px以上)
楽天市場最大2MB700px以上
メルカリ10MB未満(アプリ内で自動圧縮あり)明確な規定なし
自社ECサイトサーバー設定次第(一般的に2〜5MB)用途による

上限内に収まっていればアップロードできますが、Webページの表示速度の観点からは1枚あたり300KB以下が望ましいとされています(Google PageSpeed Insightsなどのツールでも指摘されるラインです)。

画像圧縮ツール比較

ツール形式無料範囲特徴
TinyPNGJPEG・PNG1回20ファイルまでブラウザで使える。圧縮率が高い
Squoosh(Google)JPEG・PNG・WebP他無料・無制限Google提供。WebP変換対応。品質をスライダーで調整可
ImageOptimJPEG・PNG・GIF無料(Mac専用)ドラッグ&ドロップで一括処理。Macで使いやすい
XnConvertJPEG・PNG他多数無料(Win・Mac)一括変換・リサイズに強い
Lightroom(書き出し)JPEG・PNG他有料(CC月額制)現像と同時にサイズ・品質を指定して書き出せる

圧縮しすぎると起きること

JPEGの圧縮率を上げすぎると「ブロックノイズ」と呼ばれる格子状のノイズが発生します。特にエッジ(輪郭)部分、単色に近い背景部分で目立ちます。

目安として、品質設定(0〜100%のスケール)で80%以上を保てば視認できる劣化は起きにくいです。70%以下になると商品写真では許容できないレベルの劣化が出始める場合があります。圧縮ツールでリアルタイムプレビューができるSquooshでは、圧縮前後を並べて確認しながら調整できるので商品画像の圧縮に向いています。

実務でよく使うフロー

少数枚・急ぎの場合

TinyPNGにドラッグ&ドロップして圧縮→ダウンロード。シンプルで手軽です。1回20枚までの無料制限がありますが、商品1点あたりの枚数であれば十分です。

大量枚・品質をコントロールしたい場合

Lightroomの「書き出し」機能を使います。品質を80〜85%・長辺を1080px・色空間をsRGBに設定してフォルダごと一括書き出しができます。Lightroomを持っていない場合はSquooshまたはXnConvertが代替になります。

商品画像圧縮の目安

ファイルサイズ:300KB以下を目標(楽天は2MB上限のため2MB未満で必須)

JPEG品質:80%以上で圧縮(それ以下は劣化が目立ちやすい)

解像度:長辺1080px以上を維持(Amazonは1000px以上推奨)

色空間:sRGB(AdobeRGBはWebでの色再現が正確でない場合がある)

よくある質問

Q. ECサイトの商品画像はどのくらいのファイルサイズにすればいいですか?
楽天市場の上限は2MB、Amazonは10MBです。Webページの表示速度を考えると1枚あたり300KB以下が望ましいです。
Q. 無料で使える画像圧縮ツールはありますか?
TinyPNG(tinypng.com)はJPEG・PNGを無料で圧縮でき1回20ファイルまで対応、Squoosh(squoosh.app)はGoogleが提供する高機能圧縮ツールでWebP変換にも対応しています。どちらもブラウザ上で使用できます。
Q. 圧縮しすぎると画質はどうなりますか?
JPEGを圧縮しすぎると格子状のブロックノイズが発生し、特に輪郭部分が汚くなります。品質設定80%以上を目安に圧縮するのが安全です。
Q. 複数の商品画像を一括圧縮する方法はありますか?
TinyPNGは1回20ファイルまで対応しています。より大量の処理にはAdobe Lightroom(書き出し設定)、Mac用のImageOptim、Windows用のXnConvertが便利です。
Q. WebPに変換すると画質は落ちますか?
WebPはJPEGより同画質でファイルサイズを約25〜34%削減できます。適切な品質設定(80%以上)であれば、JPEG同等かそれ以上の画質を保ちながら小さなファイルサイズを実現できます。
ツバサ

ツバサ

EC関係の仕事をしています。このサイトは自分が調べたことの備忘録です。Photoshopは少し使えますが苦手で、ちょっとした画像補正はもっぱらスマホアプリ派。アプリで対応しきれない本格的なレタッチはプロに依頼しています。