pages.devとは?GitHub Pagesとの違いとAIでの作り方
こんにちは、ツバサです。
pages.devはCloudflare Pagesで公開したサイトに付くサブドメインで、Genspark専用ではありません。AIでサイトを作る機能と、そのファイルをインターネットに公開するサービスは分けて考えると整理しやすくなります。
このブログはGitHub Pagesで公開しています。今回は、同じようにHTMLを公開できるCloudflare Pagesとの違い、pages.devで見られる実例、Genspark Buildの作り方と費用、独自ドメインへの移転を調べました。無料で置けることと、AIで無料で作り続けられることは別の条件です。
この記事でわかること
- pages.devの運営元とGitHub Pagesとの違い
- 公開サイトの実例とGenspark Buildの公式案内
- 無料枠・公開範囲・独自ドメイン移転の確認点
目次
pages.devはCloudflare Pagesのサブドメイン
Cloudflare Pagesは、HTML・CSS・JavaScriptなどを公開するためのCloudflareのサービスです。プロジェクトを公開すると、通常は「プロジェクト名.pages.dev」というURLが割り当てられます。Gensparkのアカウントがなくても、Cloudflareから直接利用できます。
Cloudflareの正式提供開始の発表は2021年4月です。その発表には2020年12月のベータ公開も記載されています。昔のイベント名を持つサイトがpages.devにあっても、イベントの開催年にそのURLで公開されたことまでは示しません。
公開方法にはGit連携と、作成済みのファイルをアップロードするDirect Uploadがあります。Direct Uploadの公式手順では、管理画面からのドラッグ&ドロップとWranglerというコマンドラインツールが案内されています。AIで作ったHTMLも、公開に必要なファイルを揃えれば同じ仕組みで配信できます。
2026年10月2日時点の補足:Cloudflareの現行公式ドキュメントは、新規プロジェクトにはWorkersを使うよう推奨しています。WorkersはPagesの多くの用途を扱い、より広い機能を備えるという説明です。Pagesの利用手順も引き続き掲載されており、これをPagesの終了告知と読むことはできません。これから公開先を選ぶ場合はWorkersも比較候補になります。
GitHub PagesとCloudflare Pagesの違い
記事やポートフォリオのような静的サイトなら、どちらも候補になります。GitHub上でファイルと変更履歴を管理したいか、Gitを使わず作成済みのファイルをアップロードしたいかで、最初の選択が変わります。
| 比較項目 | GitHub Pages | Cloudflare Pages |
|---|---|---|
| 標準のURL | ユーザー・組織サイトは名前.github.io。プロジェクトサイトはその配下 | プロジェクト名.pages.dev |
| 無料で使う条件 | GitHub Freeでは公開リポジトリ。非公開リポジトリからの利用は対応する有料プラン | Freeプランあり。静的ファイルへのリクエストは無料・無制限 |
| 更新方法 | リポジトリのブランチやGitHub Actionsから公開 | Git連携、Direct Uploadなど |
| HTTPS・独自ドメイン | 対応 | 対応 |
| サーバー側の処理 | PHPなどのサーバー側コードは実行できない | Pages Functionsを利用できる。静的配信とは別の利用枠 |
| 利用目的 | ECや商用SaaSなどを主目的とする無料ホスティングには利用制限がある | サービスの利用規約・禁止用途を確認する |
GitHub側の条件はGitHub Pagesの公式概要、Cloudflare側の静的配信とFunctionsの扱いはPagesの公式料金説明で確認できます。問い合わせ送信やログインなどを付ける場合は、HTMLの見た目だけでなく処理先も確認する必要があります。
無料枠にも上限があります。Cloudflare Pagesの制限ではFreeプランのビルドは月500回、1ファイルは最大25 MiBです。GitHub Pagesの制限では公開サイトは最大1 GB、帯域は月100 GBのソフト上限です。どちらも「無料だから、あらゆる処理や容量が無制限」という意味ではありません。
GitHubのPagesの利用規約は、オンラインビジネス・EC・商取引の仲介・商用SaaSを主目的とする利用を想定も許可もしていないと説明しています。Cloudflareについても、無料プランという理由だけで用途を決めず、利用規約と使う機能の条件を確認するのがよさそうです。
表示速度の優劣は、この記事では断定しません。同じページを同じ条件で測った比較データがないためです。画像の容量やJavaScriptの量も読み込みに関わるので、公開先の名前だけで「こちらが速い」と選ぶ根拠にはできません。
pages.devの実例と制作ツールの見分け方
実際の用途を知る例として、「からだ工務店 / architect-Bio」があります。名前だけを見ると建設会社のようですが、サイトの概要ページでは、生物の形態形成を扱う科研費研究領域「素材によって変わる、『体』の建築工法」のサイトと説明されています。pages.devは研究情報の発信にも使われています。
ほかに、「じゃぱり書庫」では趣味・IT・ゲームなどのブログ記事を閲覧できます。pages.dev版のトップには2025年9月の記事が掲載され、AstroとYukinaの表示があります。ここでは、現在更新されている本サイトだとは断定せず、pages.devで閲覧できるブログの例として挙げています。
ICLC2019のサイトには、2019年の国際認知言語学会の開催情報と2020年の投稿が残っています。2026年10月2日にこのURLで内容を確認できましたが、当時からpages.devで公開されていたことは確認できません。
ここで確認できるのは、各URLで掲載内容を閲覧できることまでです。URLだけでは、Gensparkで作ったか、別のツールで作ったかはわかりません。Cloudflare PagesはGit連携や直接アップロードにも対応するため、同じ末尾のURLでも制作経路は複数あります。
AIで作ったサイトの例を探す場合は、公開URLに加え、制作者の説明やサービス公式の作例を確認する方が確実です。「pages.devだからGenspark製」「昔のイベント名だから昔からこのURLで稼働していた」と、URLや名前から制作履歴まで推測しないようにしたいです。
Genspark BuildでAIサイトを作る流れと費用
Genspark Buildの公式案内では、作りたいサイトをチャットで説明し、AIがHTML・CSS・JavaScriptを書いてプレビューし、修正を重ねて公開する流れを説明しています。ランディングページやポートフォリオなどを作る機能です。
- 作りたいサイトと必要な内容をチャットで説明する
- 生成されたコードのプレビューを確認する
- チャットなどで修正を指示する
- 「Build it」でCloudflare Pagesへ公開する
これは公式案内に基づく流れで、僕が実際に操作した体験談ではありません。画面の名称や提供条件は変わることがあるので、利用時には現行の案内を確認してください。
試用とプレビューは無料ですが、継続的な生成とBuild itでの公開はPlus・Proプランの機能と案内されています。Cloudflare Pagesの静的配信が無料でも、Genspark側の生成・公開機能まで無制限に無料になるわけではありません。
同じ公式案内には、独自ドメインを接続できること、プロジェクトをダウンロードして別の場所でホストできることも載っています。サイトを作るAI、ファイルを保管する場所、公開URLを分けて考えると、作成後の管理方法も選びやすくなります。
pages.devのSEOと独自ドメインへの移転
無料サブドメインだから必ず検索順位が低い、独自ドメインなら必ず上がる、とまでは言えません。この記事で確認した公式資料から、pages.devとgithub.ioのどちらがSEOで有利かを決めることもできません。
長期で運営するサイトでは、ホスティング先を変えても同じURLを使い続けたいかが、独自ドメインを選ぶ理由になります。ドメインの取得・更新費用はホスティングの無料枠とは別です。短いデモや試作品なら標準URLで公開し、長く使うURLを先に決めたい場合は独自ドメインを検討する、という使い分けが考えられます。
独自ドメインへ移すと「検索評価がゼロに戻る」という説明は正確ではありません。Googleのサイト移転ガイドは、サーバー側のリダイレクトでPageRankが失われることはないと説明する一方、移転中は検索順位が一時的に変動する場合があると案内しています。
移転時には、旧URLから対応する新URLへの恒久リダイレクト、canonical、内部リンク、サイトマップを揃えます。Cloudflareの独自ドメイン設定には、pages.devから独自ドメインへ転送する方法の案内もあります。ドメインを接続する作業と、検索エンジンに移転を伝える作業は別々に確認する必要があります。
また、標準URLで公開するデモや社内確認用ページも、URLを知っていればアクセスできる状態になり得ます。「社内でしか使わないつもり」とアクセス制限は別です。機密情報を置く場合は、公開先に応じた認証・アクセス制御を設定して、実際の公開範囲を確認してください。
pages.devはサイトの公開先を示すURLです。AIツールの名前、無料生成の保証、検索順位の保証までは表しません。ファイルの管理方法と利用条件を比べてから公開先を選ぶと、作る工程と運営する工程を混同せずに済みます。
FAQ
Q. pages.devはGenspark専用のドメインですか?
A. いいえ。Cloudflare Pagesで公開したプロジェクトに付くサブドメインです。Git連携やDirect Uploadでも使えるため、URLだけでは制作ツールを特定できません。
Q. pages.devのサイトは無料で公開できますか?
A. Cloudflare PagesにはFreeプランがあり、静的ファイルへのリクエストは無料・無制限です。ビルドやファイルサイズには上限があり、Pages FunctionsはWorkersの利用枠に含まれます。
Q. GitHub PagesとCloudflare Pagesはどちらを選べばよいですか?
A. GitHub上でファイルと履歴を管理するならGitHub Pages、作成済みのファイルを直接アップロードしたいならCloudflare Pagesが候補です。利用目的・無料枠・必要な機能を比較してください。Cloudflareは新規プロジェクトにWorkersを推奨しています。
Q. Genspark Buildなら作成から公開まで無料ですか?
A. 公式案内では試用とプレビューは無料ですが、継続的な生成とBuild itでの公開はPlus・Proプランの機能です。Cloudflare Pagesの静的配信の無料枠とは別の条件です。
Q. 独自ドメインへ移すとSEOの評価はゼロになりますか?
A. ゼロになるとは限りません。Googleはサーバー側のリダイレクトでPageRankが失われることはないと説明しています。ただし移転中は順位が一時的に変動する場合があり、恒久リダイレクト・canonical・内部リンク・サイトマップの更新が必要です。
Q. 社内確認用ならpages.devに機密情報を置いても大丈夫ですか?
A. 社内だけで使う予定でも、公開URLにアクセス制限があるとは限りません。機密情報を置く場合は認証・アクセス制御を設定し、実際の公開範囲を確認してください。
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