影イキとは?
切り抜き画像に元の影を残す加工メモ
影イキとは
影イキ(影残し)は、商品画像を背景から切り抜くときに、撮影時に自然にできた影をそのまま残す処理のことだ。切り抜きjpのオプション解説では「撮影時に映り込んだ影を残した切り抜き作業」と説明されている。
外 オプション作業の詳細 - 切り抜きjp kirinuki.jp影を完全に消してしまうと商品が宙に浮いたように見えてしまう。影イキ処理をすることで、白背景でも商品が地面に接地している感覚を保てる。アパレルのカタログ撮影や家具・雑貨のEC画像で使われることが多い。
キリコムのサービス解説では「対象商品の自然な影(元々ある影)を残して切り抜きます」と記載されている。技術的には、影の部分だけを別レイヤーに分離し、描画モードを「乗算」に設定して白以外の背景色にも合成できるようにするのが一般的だ。
外 影イキ - キリコム kirikom.net影イキとドロップシャドウの違い
影イキとドロップシャドウは名前が似ているが、やっていることは正反対だ。
| 項目 | 影イキ(影残し) | ドロップシャドウ(影付け) |
|---|---|---|
| 影の由来 | 撮影時の自然な影をそのまま使う | 切り抜き後にPhotoshop等で人工的に付ける |
| 見た目 | ライティングに忠実で自然 | 均一で整っているが人工的 |
| 向いている商材 | 靴・バッグ・家具など接地面のある商品 | 小物・アクセサリーなど軽い商品 |
| 追加料金の目安 | 1枚あたり+100〜200円程度 | 1枚あたり+30〜100円程度 |
写真撮る人鈴木遥介のブログでは、両者の実例画像を並べて「影イキと比べるとドロップシャドウは少々不自然だが立体的には見える」と比較している。どちらが良いかは商材と掲載媒体の雰囲気次第で、ハイブランドのカタログでは影イキ、ECモールではドロップシャドウが採用されやすい傾向がある。
外 切り抜き処理の作例 - 鈴木遥介 capricious.info外注するときの注意点
影イキを外注で依頼するときは、以下の3点を伝えると仕上がりのブレが減る。
まず、影の残し方の範囲。商品の真下だけでいいのか、横に広がる影まで含めるのかで作業量が変わる。次に、背景色。白背景の場合は影をそのまま乗せればいいが、カラー背景に合成する予定なら乗算レイヤーでの納品を指定する。最後に、影の濃さの調整。撮影時の影が濃すぎる場合、薄く調整してほしいのかそのままでいいのかを伝えておくと修正の往復が減る。
キリコムのEC商品画像作成ページでは、影イキと白抜きを組み合わせたワークフローも紹介されている。切り抜き外注先によって「影イキ」「影残し」「ナチュラルシャドウ」など呼び方が異なるので、見積もり時に確認しておくと安全だ。
外 EC商品画像作成 - キリコム kirikom.net ツ 写真加工屋さん vs 切り抜きjp|EC用の画像加工を外注するなら? tsubasa-memo.github.io/shashinkakouyasan-vs-kirinukijp.html