こんにちは、ツバサです。
人物レタッチや画像加工を外注できるサービスをいろいろ調べてきた(「レタッチ外注サービス比較」や「レタッチ料金相場まとめ」で整理した通り)。ココナラやランサーズのフリーランスなら1枚1,000円前後から見つかるし、切り抜き専門の業者もたくさんある。
ただ、調べれば調べるほど、こだわりの1枚——婚活写真とか、宣材写真とか、大事なプロフィール写真——は、安さより仕上がりで選んだほうが後悔しないのではと思えてきた。そこで目に止まったのがRetouch Inkとひとフォトの2社である。どちらも人物レタッチに特化していて、1枚から依頼できる。ただし料金体系も仕上がりの方向性もまるで違うので、両方のサイトを見比べた結果を整理する。
先に結論を書いておく。この2社はどちらも「安さ」ではなく「仕上がり」で選ぶサービスだ。安さだけならココナラやランサーズで1,000円前後から見つかる。そのうえで2社を比べると、Retouch Inkの方が価格は抑えめ、ひとフォトの方が仕上がりの品質では上。予算に余裕があるなら、両方にテスト依頼して自分の目で仕上がりを比べるのが一番確実だと思う。
もくじ
ひとフォトとはどんなサービスか(老舗Web制作会社のプロが手作業)
ひとフォト(hitoPhotoRetouch)は人物レタッチ専門のサービスである。運営元は画像切り抜きサービス「切り抜きPHOTO」やデジタルフォトレタッチサービスも展開しており、画像処理の事業基盤がしっかりしている。
レタッチはすべてAdobe Photoshopによる手作業で、公式サイトには「アプリなどで機械的に行われるレタッチのような画の破綻は一切ありません」と明記されている。コスメ・メディア・スポーツ・食品など広告レタッチの経験を持つレタッチャーが担当し、発注から納品まで直接やりとりできる。修正は3回まで無料。フリーダイヤル(0120-695-303)があるのも、電話で相談したい人には安心材料になる。
ひとフォト(hitoPhotoRetouch)基本情報
- 料金:フェイスプラン 8,800円(税込)/トータルプラン 11,000円(税込)/カスタムプラン 見積もり
- 公式サイト:https://www.gen-zo.com/bijo/
Retouch Inkとはどんなサービスか(AI技術のレタッチ専門会社)
Retouch Inkはレタッチ専門のサービスである。AI開発も事業領域に含んでおり、Photoshopプラグインではなく自社のAI技術で肌質を生成・再現するアプローチを特徴としている。公式サイトには「プラグインでは絶対に出せない肌質をAI生成で表現し、より綺麗でリアルな仕上がり」と記載がある。
料金は公式サイトに料金表がなく、個別見積もり制である。ただしRetouch Inkが運営するブログ「Retouch Info」では、人物レタッチの相場を4,000円〜としている。ひとフォトのフェイスプラン8,800円と比べると半額に近い水準で、コスト面では明確にRetouch Inkが有利だ。年中無休365日対応、最短即日納品にも対応しており、深夜や土日に急ぎで頼みたい場合にも使える。
Retouch Ink 基本情報
- 料金:個別見積もり制(ブログでは人物レタッチ相場4,000円〜と記載)
- 公式サイト:https://retouch.ink/
サンプル画像の仕上がりはどちらが良いか
料金だけでなく、実際のレタッチの仕上がりを確認するために両方の公式サイトでサンプルを見比べた。これはあくまで僕個人の印象で、結論としては「丁寧さ」のひとフォトと「悩み解決力」のRetouch Inkという感じだった。
ひとフォトのサンプル
ひとフォトのサイトには、日本人モデルのビフォーアフター画像が複数掲載されている。フェイスプラン・トータルプランそれぞれの加工内容がサンプルで見られるので、「自分の写真を依頼したらこうなるのか」というイメージが具体的にわく。肌の質感が自然に残っていて、「加工してあるけど分からない」レベルの仕上がりに見える。拡大してもディテールが潰れていないのは手作業の丁寧さだろう。仕上がりの品質という点では、ひとフォトの方が上だと感じた。
Retouch Inkのサンプル
Retouch Inkのサイトにもビフォーアフターのスライダーが複数ある。サンプルは外国人モデルが中心で、肌の仕上がりはかなりツルツル。AI処理の特性なのか、テクスチャーが均一になりすぎている印象は受けた。日本人の自分が依頼した場合の仕上がりイメージはややつかみにくい。
ただ、一つ気になったのは、Retouch Inkのサンプルにはニキビ跡や赤み、肌荒れが目立つモデルのビフォー画像が使われていること。以前「レタッチアプリ比較」でも書いたが、僕自身ニキビが出やすい体質で、写真を撮るたびに気になっている。Retouch Inkのビフォーアフターを見ると、ニキビ跡や毛穴をかなりしっかり消しているのが分かる。肌悩みが深い人には、こちらの方が「自分の写真がどう変わるか」の参考になるかもしれない。
料金・修正対応・運営体制の違いは?
両社の違いを項目別に整理した。
| 項目 | ひとフォト | Retouch Ink |
|---|---|---|
| 料金体系 | プラン型。フェイス8,800円・トータル11,000円(税込)。カスタムは見積もり | 個別見積もり制。ブログでは人物レタッチ相場4,000円〜と記載 |
| 修正対応 | 3回まで無料(内容により追加費用あり) | 記載なし(見積もり時に確認が必要) |
| 営業時間 | 9:30〜18:30(土日祝休み) | 年中無休・365日対応(深夜も相談可) |
| レタッチ手法 | Adobe Photoshopによる手作業 | AI技術+手作業(AI生成で肌質再現) |
| サンプルモデル | 日本人モデル中心 | 外国人モデル中心 |
| 電話相談 | ○(フリーダイヤルあり) | ○(050番号) |
| 強み | 仕上がりの自然さ、プラン型で料金が事前に分かる | 価格の安さ、365日対応、AI技術 |
ざっくり言えば、ひとフォトは「品質と安心感」、Retouch Inkは「価格とスピード」で差別化している。人物レタッチの料金相場は、フリーランスで1,000〜5,000円/枚、専門会社で4,000〜10,000円/枚が目安だ。ひとフォトの8,800円は専門会社の上限付近、Retouch Inkの4,000円〜は専門会社の中では安めの水準にある。
どんな場合にひとフォトが向いているか
仕上がりの自然さを最優先にしたい場合。広告レタッチの経験を持つレタッチャーがPhotoshopで手作業するので、肌のテクスチャーを維持したまま不自然さを抑えた仕上がりが期待できる。婚活写真やお見合い写真など、「盛りすぎていない」ことが重要な用途に向く。
料金を事前に確定させたい場合。フェイスプラン8,800円、トータルプラン11,000円とサイトに明記されているので、依頼前に予算が確定する。「見積もりを取って初めて金額が分かる」という不透明さがない。
電話で相談してから依頼したい場合。フリーダイヤルがあるので、レタッチの範囲や仕上がりイメージを電話で相談できる。メールやフォームのやりとりが苦手な人にはありがたい。
ひとフォトの価格帯は、1枚あたり8,800円〜11,000円。正直、安くはない。ただ、こだわりの1枚をきちんとプロに仕上げてもらうサービスだと考えれば、写真館で撮り直すよりずっと手軽だ。
どんな場合にRetouch Inkが向いているか
予算を抑えたい場合。公式ブログで人物レタッチ相場を4,000円〜としており、ひとフォトの半額近い。枚数が多くなるとこの差は大きくなるので、複数枚まとめて依頼したい場合にもコストメリットがある。
深夜や土日に急ぎで頼みたい場合。365日年中無休で、深夜帯の対応も可能としている。平日日中に動けない人や、撮影直後にすぐレタッチを入れたい場合には心強い。
AI技術の仕上がりに興味がある場合。Photoshopプラグインではなく自社開発のAI技術で肌質を再現するという、他社にない技術的アプローチを持っている。AI仕上げの方向性が自分の好みに合うかどうかは、テスト依頼で確認するのが確実だ。
迷ったら、1枚ずつ両方に依頼してみるのも手だ。ひとフォト8,800円+Retouch Ink見積もり分で、合計15,000円前後。2社の仕上がりを実際に比較できると思えば、高い投資ではない。その結果を見てから、今後の依頼先を決めればいい。
2社以外にもっと安い選択肢はあるか
Retouch Inkとひとフォト以外にも、個人で人物レタッチや画像加工を依頼できるサービスはある。「レタッチ外注サービス比較」で7社を比較しているので、もう少し選択肢を広げたい場合はそちらも参考にしてください。
安さを最優先にするならココナラやランサーズのフリーランスに依頼する方法もある。1枚1,000円前後から見つかるが、品質のばらつきと修正対応の不安定さはリスクとして覚悟が必要だ。
証明写真や就活写真の用途であれば、カメラのキタムラのレタッチサービスも選択肢になる。店舗で直接やりとりできるので、オンラインでの注文が不安な人に向いている。
また、リメージやBELLEFOTOのように、人物レタッチの部分的な修正(シミ消し・小顔加工・肌補正など)をパーツ単位で受け付けているサービスもある。フル加工が不要でピンポイントの修正だけしたい場合は、こちらの方がコストを抑えやすい。
レタッチ・画像加工の料金相場の全体像を把握したい場合は「写真レタッチの料金相場まとめ」で15社の価格を一覧にしている。
よくある質問
Q. Retouch Inkとひとフォト、料金はどちらが安いですか?
A. 2社の中ではRetouch Inkの方が安いです。ブログで人物レタッチの相場を4,000円〜としており、ひとフォトのフェイスプラン8,800円(税込)と比べると半額近い水準です。ただしRetouch Inkは個別見積もり制なので、実際の金額は依頼内容によって変わります。さらに安い選択肢としては、リメージやBELLEFOTOのようにパーツ単位で修正を受け付けているサービスもあります。
Q. 1枚だけでも人物レタッチを依頼できますか?
A. どちらも1枚から依頼できます。ひとフォトはフォームまたはフリーダイヤル(0120-695-303)から注文可能です。Retouch Inkも問い合わせフォームのほか電話(050-1725-3032)での相談に対応しています。
Q. 仕上がりの品質はどちらが良いですか?
A. 仕上がりの自然さ・丁寧さではひとフォトが上という印象です。一方、Retouch Inkはニキビ跡や肌荒れの補正サンプルが充実しており、肌悩みが深い人にはこちらの方が参考になるかもしれません。品質の感じ方には個人差があるため、迷ったら両方にテスト依頼するのが確実です。