この記事でわかること
・商品写真のレタッチで何ができるのか(白抜き、色補正、カラバリ、質感強調など)
・商品写真・ジュエリーのレタッチに対応するサービス7社の料金・特徴
・ジュエリー・アクセサリー撮影ならではのレタッチの注意点
商品写真のレタッチで何が変わるのか
ECサイトの商品写真は、検索結果に並んだ一覧の中で目に留まるかどうかが勝負だ。Amazonでは白背景が必須、楽天ではテキスト面積20%ルールがある。プラットフォームのガイドラインを満たしつつ、商品の魅力を最大限に伝える写真を用意する必要がある。
商品写真のレタッチでは、主に以下のような加工を行う。
- 白抜き(背景の切り抜き・白背景への差し替え)
- 色調補正(実物に近い色味の再現)
- カラーバリエーション作成(1点の撮影データから色違いを作成)
- 不要な映り込みの除去(ガラスや金属の反射、ゴミ、影)
- 質感の強調(革のシボ、金属の光沢、宝石の輝き)
- パッケージのロゴ差し替え
特にジュエリー・アクセサリーは難易度が高い。ダイヤモンドの虹色の輝き(ファイア)やプラチナの滑らかな光沢は、ライティングとレタッチの両方が噛み合わないと再現できない。石と地金で最適なライティングが異なるため、別々に撮影して合成するケースもある。
商品写真・ジュエリーのレタッチに対応するサービス7社
① レタッチインク
retouch.ink
料金要見積もり(無料見積もり対応)
得意分野商品写真・広告写真に対応するレタッチ専門会社
対応範囲商品画像レタッチ・切り抜きなど
特徴365日24時間受付。即日納品対応。個人からの依頼も受付。電話問い合わせ可(050-1725-3032)
依頼方法:電話/公式サイトから問い合わせ
② BELLEFOTO
bellefoto.work
料金要見積もり(メニューごとに料金表あり)
得意分野製品カテゴリあり。ブランド製品のレタッチ実績豊富
対応範囲商品写真・カタログ・広告・EC画像
特徴カラーバリエーション作成、ロゴ差し替え、素材に応じた質感調整に対応。商用品質の実績が多い
依頼方法:公式サイトから見積もり依頼
③ 画像加工屋
gazoukakouya.com
料金切り抜き79円〜、レタッチは内容により見積もり
得意分野EC商品画像の大量処理。切り抜き・白抜きのコスパが高い
対応範囲EC商品画像・カタログ・印刷物
特徴プライバシーマーク取得。業界最安水準の切り抜き単価。半日納品対応
依頼方法:注文フォームから写真アップロード
④ バーチャルフォト
photo-o.com
料金ジュエリー撮影1カット3,000円〜、商品撮影400円〜
得意分野ジュエリー・アクセサリー撮影に特化。撮影+レタッチのセット対応
対応範囲EC商品画像・カタログ・楽天/Amazon向け
特徴東京・札幌にオフィス。石と地金を別ライティングで撮影→合成する技術あり。無料お試しサンプル対応
依頼方法:電話(03-5879-8744)/メール
⑤ 画像加工24
gazoukakou24.com
料金内容により見積もり
得意分野EC商品画像を中心に幅広く対応
対応範囲EC商品画像・カタログ・Amazonページ制作
特徴ベトナム拠点のため低コスト。大量発注に強い。365日24時間受付
依頼方法:注文フォームから写真アップロード
⑥ グラフィックファクトリー
graphic-factory.net
料金料金表あり(作業内容ごと)
得意分野商品写真を含む幅広い画像修正
対応範囲一般写真から商用写真まで
特徴すべて手作業。個人・法人どちらにも対応
依頼方法:公式サイトから見積もり依頼
⑦ リメージ
remage.info
料金パーツ修正550円〜
得意分野写真修正全般。1枚から気軽に依頼できる
対応範囲商品写真を含む幅広いジャンルに対応
特徴2010年開業。後払い制。即納コースあり
依頼方法:公式サイトから見積もり依頼
ジュエリー写真のレタッチで気をつけること
ジュエリーのレタッチは、商品写真の中でも特に難易度が高い分野だ。ダイヤモンドは光の入り方で輝きがまったく変わるし、ゴールドとシルバーでは最適な色温度が違う。リングの内側に映り込む周囲の景色も除去する必要がある。
ジュエリーの商品写真、スマホで撮ったものでもレタッチでなんとかなる?
限界はある。スマホのカメラはマクロ撮影に向いていないため、細かい石のカットや地金の質感が潰れやすい。レタッチで色味や明るさは補正できるが、存在しないディテールは復元できない。ジュエリーの商品写真は撮影の段階でクオリティが決まる部分が大きいため、撮影とレタッチをセットで依頼できるバーチャルフォトのようなサービスが向いている。
また、ECサイトでは拡大表示で商品を確認する購入者が多い。拡大に耐えるだけの解像度と、拡大しても破綻しないレタッチの精度が求められる。安さだけで選ぶと、拡大時にレタッチの粗さが目立つケースがある。
まとめ|商品写真レタッチの依頼先の選び方
EC商品画像の白抜き・切り抜きを大量に処理したいなら画像加工屋(79円〜)。ジュエリー・アクセサリーの撮影からレタッチまで一括で任せたいならバーチャルフォト。ブランド商品のカラバリ作成や質感調整にこだわるならBELLEFOTO。
商品写真のレタッチは、撮影の品質が土台になる。いくらレタッチが上手くても、元の写真がぶれていたりピンボケだったりすると限界がある。可能であれば、撮影とレタッチをセットで依頼するか、撮影時に加工しやすい条件(白背景・三脚使用・自然光 or ライトボックス)を整えておこう。
プラットフォーム別に必要なレタッチが違う
ECの商品写真は、出品先のガイドラインに合わせたレタッチが必要になる。主要プラットフォームのルールを整理した。
Amazon
メイン画像は白背景(RGB 255,255,255)が必須。商品が画像の85%以上を占めること。テキスト・ロゴ・透かしは不可。レタッチの最低ラインは「切り抜き+白背景合成」になる。
楽天市場
テキスト要素の面積が画像全体の20%以下というルールがある。背景色の指定はないが、白背景が推奨されている。商品の色味を正確に再現する色調補正が重要。
メルカリ・ヤフオク
厳密なガイドラインはないが、明るく清潔感のある写真が売れやすい。背景は白または生活感のないシンプルなものが好まれる。
白抜きの自動ツールとプロの手作業、どこが違うのか
Remove.bgやCanvaの背景除去機能は便利だが、プロの手作業と比べると精度に差がある。
自動ツールの白抜きで十分なケースはある?
ある。輪郭がはっきりした単色の商品(スマホケース、箱型パッケージなど)は自動ツールでもきれいに切り抜ける。一方、髪の毛がある人物+商品、半透明のガラス製品、レースや毛糸のような繊細な素材は自動ツールだと輪郭がガタガタになりやすい。EC商品画像は拡大表示されることが多いため、切り抜きの粗さが目立つ。1枚あたり数十円〜数百円で済むプロの切り抜き(画像加工屋は79円〜)を使ったほうが、結果的にコスパがいいケースは多い。
商品写真レタッチの料金相場
切り抜き・白抜きのみ:1枚 79〜300円(画像加工屋は79円から)
色調補正・明るさ補正:1枚 300〜1,500円
カラーバリエーション作成:1色あたり 1,000〜3,000円
質感強調・映り込み除去込みの本格レタッチ:1枚 3,000〜8,000円
ジュエリー撮影+レタッチ:1カット 3,000円〜(バーチャルフォト)
よくある質問
Q. 商品写真のレタッチ料金の相場はいくらですか?
A. 切り抜き・白抜きのみなら1枚79〜300円程度(画像加工屋は79円から)。色調補正や質感強調を含むレタッチは1枚1,000〜5,000円が相場です。ジュエリーの撮影+レタッチをセットで依頼する場合はバーチャルフォトが1カット3,000円から対応しています。レタッチインクは無料見積もりで個別に料金を確認できます。
Q. Amazonの商品画像に必要なレタッチは何ですか?
A. メイン画像は白背景(RGB 255,255,255)が必須で、商品が画像の85%以上を占める必要があります。切り抜き+白背景合成が基本です。画像加工屋やレタッチインクがこうしたEC向け切り抜きに対応しています。
Q. カラーバリエーション画像は1点の撮影から作れますか?
A. はい、1点の商品写真から色違いの画像を作成できます。BELLEFOTOやレタッチインクはカラーバリエーション作成に対応しています。ただし、柄物や光沢のある素材は色変換の難易度が上がるため、事前に確認するのがおすすめです。
Q. 白抜きは自動ツールとプロの手作業で違いますか?
A. はい、差があります。Remove.bgのような自動ツールは輪郭がはっきりした商品には有効ですが、ガラスやレースなど半透明の素材では精度に限界があります。画像加工屋(79円〜)やレタッチインクのようなプロの手作業は、拡大しても粗さが目立たない仕上がりになります。
Q. ジュエリーの商品写真はスマホでも撮れますか?
A. 撮影は可能ですが、スマホはマクロ撮影に向いていないためダイヤモンドのカットや地金の質感が潰れやすいです。バーチャルフォトのように撮影とレタッチをセットで依頼できるサービスが向いています。
ツバサ
EC関係の仕事をしています。このサイトは自分が調べたことの備忘録です。Photoshopは少し使えますが苦手で、ちょっとした画像補正はもっぱらスマホアプリ派。アプリで対応しきれない本格的なレタッチはプロに依頼しています。
※この記事は2026年4月時点の公開情報をもとに作成しています。各社のサービス内容や料金は変更される場合があります。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。