アスペクト比とは
アスペクト比は、画像や映像の縦と横の長さの比率のこと。英語ではAspect Ratio。「16:9」「4:3」「1:1」のように表記する。
16:9はYouTubeやテレビのワイドスクリーンの比率で、横長の映像に使われる。4:3はかつてのブラウン管テレビやiPadの画面に近い比率。1:1は正方形で、Instagramのフィード投稿で標準的に使われてきた。9:16は16:9を縦にした比率で、スマホの縦画面やInstagramストーリーズの形だ。
Adobe公式のPhotoshopヘルプでは、画像のリサイズとトリミング時にアスペクト比を指定する方法が解説されている。
外 Adobe公式のPhotoshopヘルプ helpx.adobe.comEC実務・SNSで出てくる場面
ECモールの商品画像にはアスペクト比の指定がある。Amazonは1:1(正方形)を推奨しており、Amazon出品ガイドには「最小1,000×1,000ピクセルの正方形画像」と明記されている。楽天市場も商品画像は正方形が標準だ。
外 Amazon出品ガイド sellercentral.amazon.co.jpSNS投稿でもプラットフォームごとに推奨比率が異なる。Instagramのフィードは1:1または4:5、ストーリーズは9:16。X(旧Twitter)のタイムラインでは16:9が見切れにくい。OGP画像(リンクを共有したときに表示される画像)は1.91:1が標準で、1200×630ピクセルが推奨される。
撮影時にアスペクト比を意識しておくと、後からトリミングで被写体が見切れるリスクを減らせる。EC商品画像をAmazon・楽天・自社ECサイト・Instagramに流用するなら、正方形(1:1)で撮影しておくのが最も汎用性が高い。EC商品画像のルールまとめでモール別の画像要件を整理している。
ツ EC商品画像のルールまとめ tsubasa-memo.github.io/glossary/ec-image-rules.html覚えておきたいポイント
アスペクト比とピクセルサイズは別の概念だ。アスペクト比は縦横の「比率」であり、1:1なら500×500でも2000×2000でも同じ比率。ピクセルサイズは画像の「実寸」で、ECモールには最低ピクセル数の規定がある。
ツ ピクセルサイズ tsubasa-memo.github.io/glossary/pixel-size.html元画像と異なるアスペクト比にトリミングすると、画像の上下または左右が削られる。たとえば3:2で撮影した写真を1:1にトリミングすると左右が切り取られる。被写体の位置によっては商品が見切れるので、トリミング後の構図を確認してから確定すること。
リサイズはピクセル数を変えるだけでアスペクト比は維持される場合が多い。アスペクト比を変える操作はリサイズではなくトリミングになる。この違いを混同すると、画像が引き伸ばされて歪む原因になる。
ツ リサイズ tsubasa-memo.github.io/glossary/resize.html