ツバサのメモ帳
EC向けショート動画制作会社の選び方|外注費用と内製コストを比較

EC向けショート動画制作会社の選び方|外注費用と内製コストを比較

こんにちは、ツバサです。

TikTok Shop、Instagram Reels、YouTube Shorts。EC担当者がショート動画を避けて通れない時代になった。「動画もやらないと」と分かってはいるが、社内に動画を作れる人はいない。制作会社に頼むのか、フリーランスに編集だけ出すのか、それとも自分たちで撮るのか。選択肢が多すぎて判断がつかないまま時間だけが過ぎている、という状態ではないだろうか。

先に結論を書く。ショート動画の外注先は「制作会社」「フリーランス」「内製」の3種類に分かれ、コストと品質のバランスが大きく異なる。選び方の最重要基準は、再生数やフォロワー数ではなく「EC売上の向上実績を提示できるかどうか」である。SNS運用の実績があるだけの代理店に丸投げして、再生数は伸びたが売上はゼロだった、という失敗は業界で繰り返し起きている。この記事では、外注先ごとの費用相場、制作会社を選ぶときのチェックリスト、フリーランスへの依頼で起きる失敗パターン、内製する場合の機材とCapCut商用利用の注意点、そしてTikTok Shopに出店する場合の動画制作コスト全体像までを整理した。

EC向けショート動画の外注先は3種類ある

ショート動画の外注先は大きく3つに分かれる。制作会社への委託、フリーランスへの編集依頼、そして自社での内製である。それぞれコスト帯も向き不向きも異なるので、自社の状況に合った選択肢を先に絞り込んだ方がいい。

ショート動画の外注先3種類の比較(2026年6月時点)
外注先費用目安向いているケース注意点
制作会社月額15万〜60万円(月8〜15本)企画から撮影・編集まで丸ごと任せたいEC売上に直結する実績があるかの見極めが必要
フリーランス1本8,000〜33,000円(編集のみ)撮影は自社でやり、編集だけ外注したい音信不通・品質のばらつきリスク
内製初期投資1万〜15万円(機材代)スマホで撮れるレベルの動画を量産したいCapCut無料版の商用利用制限に注意

「制作会社に頼めば安心」と思いがちだが、制作会社にもSNSバズ特化型とEC売上特化型がある。この区別を理解しないまま発注すると、月30万円以上払って再生数だけ伸びるが売上はゼロ、という状態に陥る。逆に、フリーランスは安いが管理コストが見えにくい。内製は最もコストが低いが、CapCut無料版の商用利用制限を知らずに使っている企業が少なくない。

次のセクションから、制作会社・フリーランス・内製それぞれの選び方と注意点を掘り下げる。

制作会社の選び方|「バズる動画」と「売れる動画」は別のスキル

ショート動画の制作会社を選ぶ際の最重要基準は、再生数ではなくEC売上の向上実績を提示できるかどうかである。

制作会社に丸投げして失敗するパターンには共通点がある。SNS運用の実績はあるが、EC事業の構造を理解していない代理店に発注しているケースである。インプレッションやフォロワー増加を報告してくれるが、肝心の売上への貢献が測定されていない。「SNSで話題になること」と「商品が売れること」は別のスキルセットであり、両方を持っている会社は限られる。

制作会社を選ぶ前に確認すべきチェックリストは4項目に集約できる。

1つ目はEC特化の実績があるかどうか。ブランディング動画やMV制作の実績ではなく、「この動画経由でEC売上が○%増えた」という数字を出せるかを聞く。出せない会社は候補から外してよい。

2つ目はKPIの設計。レポートに再生数とインプレッションしか載っていない会社と、ROI(投資対効果)やCPA(顧客獲得単価)のシミュレーションを提示できる会社では、提供価値がまるで違う。月額30万円以上を払うなら、最低限CTR(クリック率)と遷移先のCVR(コンバージョン率)まで追える体制が欲しい。

3つ目は修正回数と対応速度。ショート動画はスピードが命である。トレンドに乗るには撮影から投稿まで1〜3日で回す必要がある。修正に1週間かかる制作会社では、トレンドが過ぎてから投稿することになる。契約前に「修正は何営業日以内か」「月何本まで対応可能か」を確認すべきである。

4つ目はステマ規制への対応。TikTok Shopのアフィリエイト動画やPR案件では、2023年10月施行の景品表示法改正への対応が必須である。PR表記の管理をどこまでやってくれるのか、コンプライアンス体制があるかは確認した方がよい。

TikTok Shop日本版の実態|手数料・始め方・ステマ規制・ささげへの影響 tsubasa-memo.github.io/tiktok-shop-japan.html

EC向けショート動画制作会社の比較|予算帯別の選び方

ショート動画の制作費用は、料金体系によって大きく3つに分かれる。月額固定型、単発依頼型、成果報酬型である。自社の予算規模と投稿頻度に合わせて選ぶ必要がある。

ショート動画制作の料金体系比較(2026年6月時点の公開情報に基づく)
料金体系費用目安含まれる範囲向いている企業
月額固定型15万〜60万円/月企画・撮影・編集・投稿代行(月8〜15本)月10本以上を継続的に投稿する企業
単発依頼型(フルサポート)30,000〜100,000円/本企画・撮影・編集を1本単位で依頼まず数本試してから継続を判断したい企業
単発依頼型(編集のみ)8,000〜33,000円/本撮影済み素材の編集・テロップ・BGM付け撮影は自社、編集だけ外注したい企業
成果報酬型基本月額+EC売上の数%動画制作+運用+成果連動の報酬売上へのコミットを求める企業

月額固定型の30万〜60万円という価格帯は、動画幹事やStockSunなど複数の制作会社マッチングサービスが公開している相場データと一致している(StockSun、2023年)。ただしこの価格帯には「企画・撮影込み」と「編集のみ」が混在しており、見積もりを取る際は「何が含まれているか」を明示的に確認する必要がある。

注意すべきなのは、月額固定型の制作会社の中には「SNS運用代行」をメインサービスとして動画制作はその一部に含まれる会社と、動画制作そのものを専門にしている会社が混在していることである。前者はアカウント運用やコメント対応まで含む代わりに1本あたりの制作密度が低くなることがある。後者は動画の質が高い代わりに投稿やPDCAの運用は自社で回す必要がある。

成果報酬型は一見リスクが低く見えるが、基本月額が設定されている場合が多く、「売上ゼロでも月額費用はかかる」構造であることが少なくない。契約前に成果報酬の計算基準(GMVなのか純売上なのか、返品・キャンセル控除後なのか)を確認すべきである。

以下に、EC向けショート動画の制作・運用を依頼できる会社を予算帯別に整理した。料金は各社の公開情報および業界メディアの報道に基づく(2026年6月時点。変動の可能性あり)。

EC向けショート動画制作・運用会社の比較(2026年6月時点)
会社名料金目安対応範囲EC実績備考
単発依頼型(まず数本試したい場合)
美手紙33,000円〜(編集)/ 55,000円〜(撮影込)企画・撮影・編集・キャスティング小売業・美容企業5本以上で5%オフ、50本以上で30%オフの割引体系あり
アビリブ50,000円〜(単発)企画・撮影・編集・広告運用・モデル手配EC向けマーケティング創業25年、1,500件以上の制作実績
月額伴走型(PDCA込みで任せたい場合)
フェリエスト月額150,000円〜(月3本〜)戦略設計・企画・撮影・編集・広告運用500社以上の運用実績TikTok分析ツール「カチレポ」提供。最低3ヶ月〜
日辰広告月額200,000円〜 / 単発33,000円〜企画・撮影・編集・運用代行未確認データに基づくPDCA運用に強み。出張撮影対応
Natee変動料金制(初月コンサル固定+本数連動)企画・撮影・編集・コンサルティングあり(スマートバンク等)月額固定なし・最低契約期間なし。スモールスタート可
フラッグ月額定額制(TATEPAサービス)企画・撮影・編集・広告運用・定例PDCA未確認エンタメ業界に強み。定額制タテ型動画サービス
TSP認定企業(TikTok Shop本格運用向け、月額30万円〜)
セプテーニ月額300,000円〜(フルサポート)企画・制作・運用・出店代行・商品選定TikTok Shop 200社以上TSP認定。大手デジタルエージェンシー
CARTA ZERO要問い合わせ企画・制作・インフルエンサー施策・ライブ配信ライブ配信プロデュース実績TSP認定。ライブ配信との統合運用に強み
studio15要問い合わせ企画・撮影・編集・運用代行TikTok Shop動画・アフィリエイトTSP認定。TikTok Shop公式パートナーであり中立的な第三者ではない

少人数のECチームが最初に検討すべきは、単発依頼型の制作会社でまず3〜5本作り、自社の商材でどのような動画が反応を取れるかを確認することである。美手紙やアビリブは1本単位で依頼でき、複数本の同時発注で割引が効くため、テスト投稿のコストを抑えられる。

月額15万〜30万円の伴走型は、テスト期の結果を踏まえて「本格的に回す」と判断した段階で選ぶ。この価格帯の会社はKPIの設計やデータ分析まで含むため、社内にSNS専任担当がいなくても運用が回る。Nateeは月額固定費がなく最低契約期間もないため、「まず1ヶ月だけ試す」ことができる。

TSP認定企業は、TikTok Shopでの流通額が月間数百万円規模に達した段階で検討する選択肢である。アフィリエイト・ネットワークの構築や出店代行まで含む包括支援を提供するが、月額30万円以上のコストがかかる。また、TSPはTikTokプラットフォームでのGMV最大化が自社の利益に直結する構造のため、Instagram Reelsや自社ECへの予算配分について中立的な助言を期待するのではなく、TikTok特化の実行部隊としてアサインすべきである。

このほか、リチカのようにAIで動画を自動生成するツール型のサービスや、テテマーチの「ショート動画当日納品プラン」のようにスピードに特化したサービスもある。SKU(在庫保管単位)が多い通販事業者はリチカのAI自動生成で全商品の動画を量産し、トレンドに即応したい場合はテテマーチの当日納品を使う、といった使い分けも選択肢になる。

フリーランスへの編集委託|相場と失敗パターン

撮影は自社でやり、編集だけを外注する場合、フリーランスへの委託が最もコストを抑えられる選択肢になる。主要なマッチングプラットフォームの相場と手数料を整理した。

フリーランス向けプラットフォームの比較(2026年6月時点)
プラットフォームショート動画編集の相場手数料(出品者負担)特徴
ココナラ3,000〜20,000円/本22%(税込)出品者数が多く比較しやすい。価格帯が幅広い
ランサーズ5,000〜50,000円/本16.5%(税込・一律)ランク制度あり。高スキル層が多い
クラウドワークス3,000〜50,000円/本5〜20%(報酬額による段階制)案件数が最多。初心者向けタスクも豊富

ココナラは手数料22%が出品者(フリーランス側)にかかる。つまり発注側が支払う金額に手数料は含まれないが、出品者は手取りを確保するために単価を高めに設定する傾向がある。安い出品者を選んだつもりが、手数料分を上乗せされた価格だった、というケースもある。

フリーランスへの委託で繰り返し起きる失敗パターンは3つある。1つ目は音信不通。納期直前に連絡が途絶えるケースは珍しくない。2つ目は品質のばらつき。ポートフォリオの完成度と実際の納品物に差があることがある。3つ目は著作権のトラブル。フリーランスが使用したBGMやフォントのライセンスが商用利用不可だった場合、責任は発注者側に及ぶことがある。

僕の周りでは、最初の2〜3本は丁寧だったのに、継続発注に入った途端にクオリティが落ちたケースもあった。対策として、1回目は少額(1〜2本)で試し発注し、品質と対応速度を確認してから継続発注に切り替えるのが安全である。契約書がなくても、最低限「納品物の仕様」「修正回数の上限」「著作権の帰属」「素材の秘密保持」をメッセージで合意しておくだけでもトラブルは減る。なお、フリーランスへの発注で発生する管理リスクは、インフルエンサーへの依頼と共通する部分が多い。個人と事務所所属の違い、契約書に入れるべき項目、報酬の源泉徴収については別記事で詳しく整理する予定である。

EC運営を外注するか内製するか|業務別のコスト比較と判断基準 tsubasa-memo.github.io/ec-outsource-vs-inhouse.html

内製する場合の最低限の機材とCapCut商用利用の注意

内製は最もコストが低いが、CapCut無料版の商用利用には規約上のリスクがある。「無料で使えるから」と安易に選ぶ前に、規約の制限を正確に理解しておく必要がある。

まず機材について。スマホ(iPhone 13以降やPixel 7以降であれば画質は十分)に加えて、最低限そろえたいのは3点である。三脚(2,000〜5,000円)で手ブレを防ぎ、ワイヤレスマイク(3,000〜8,000円)で音声品質を確保し、リングライト(2,000〜5,000円)で照明を安定させる。合計1万〜1.5万円程度の投資で、フリーランスに1〜2本編集を依頼する費用と同等である。専用カメラやジンバルは必要ない。

問題は編集アプリの選択である。CapCutはByteDance(TikTokの運営元)が提供する無料の動画編集アプリで、操作が簡単なため利用者が急増している。しかし、商用利用には重要な制限がある。

CapCut無料版のアプリ自体を使って動画を編集し、自社で撮影した素材だけで構成する場合は商用利用が可能とされている。しかし、無料版に内蔵されている音楽、エフェクト、フォントの多くは商用利用が制限されており、これらを使った動画をEC広告やSNS広告に使うと規約違反になる可能性がある(ドウガク、2026年1月)。規約違反が発覚した場合、アカウント停止や素材使用差し止めのリスクがある。

商用利用が許可された素材ライブラリにアクセスするには、CapCut for Business(月額約20ドル〜、2026年5月時点)への加入が必要である。月10本以上の動画を制作する企業であれば、フリーランスへの編集外注費と比較しても割安な水準である。

なお、CapCutの利用規約では、アップロードしたコンテンツに対してByteDance側に広範なライセンスを付与する条項がある。規約に不安がある場合は、後述のDaVinci Resolveなど他のツールを使う方が確実である。

CapCut以外の選択肢としては、VN(無料、自撮り素材+ロイヤリティフリー音源の組み合わせなら商用利用可)、Adobe Premiere Rush(有料、Adobe Creative Cloudに含まれる)、DaVinci Resolve(無料版でも商用利用可)などがある。いずれも規約は随時改定されるため、利用前に最新の利用規約を確認する必要がある。

TikTok Shopに出店する場合の動画制作コスト全体像

TikTok Shopで利益を出すには、プラットフォーム手数料+アフィリエイト報酬+動画制作費の合計コストを粗利構造から逆算する必要がある。動画制作費だけを見て「安い」「高い」を判断しても意味がない。

コスト構造を整理する。TikTok Shopの販売手数料はカテゴリ別に異なり、海外の実績では3〜15%の幅がある(2026年5月にカテゴリ別体系へ移行。日本市場の確定レートはSeller Centerで確認が必要)。アフィリエイトでクリエイターに動画制作と販売を委託する場合、成果報酬は販売額の10〜20%が相場である。仮に手数料10%+アフィリエイト報酬15%とすると、売上の25%がプラットフォームとクリエイターに流れる。

ここに動画制作費を加える。完全内製なら月1万〜5万円(機材の減価償却+編集ツール代)で済むが、フリーランスに月8本の編集を依頼すると月6.4万〜26.4万円(1本8,000〜33,000円)、制作会社に月額で任せると月15万〜60万円がかかる。

粗利率40%の商材で単価3,000円の商品を月100個売った場合を考える。売上30万円に対して粗利は12万円。ここから手数料+アフィリエイト報酬の25%(7.5万円)を引くと残りは4.5万円。フリーランスに月8本の編集を依頼した場合(最低6.4万円)、すでに赤字である。制作会社に任せた場合は言うまでもない。僕のいるチームのように少人数で回しているECでは、この試算を先にやらないまま「とりあえず動画やってみよう」と走り出すと、3ヶ月後に「何も売れていないのに制作費だけ積み上がっている」状態になる。

この試算例に限って言えば、外注で動画制作費を賄うには粗利率50%以上、商品単価5,000円以上、月間販売数200個以上あたりが損益分岐のラインになる。ただし広告の併用、リピート率、LTV(顧客生涯価値)、自社SNSの既存フォロワー数によって数字は大きく変わるため、自社の条件で個別に試算すべきである。この計算をせずに「初期費用ゼロだから」と参入すると、動画制作費だけが積み上がる結果になる。

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よくある質問

Q. EC向けショート動画は何秒が最適か?

A. 一般に、15秒から30秒程度の短尺動画がエンゲージメントを得やすいとされています。60秒を超えると視聴維持率が下がる傾向があるため、商品紹介なら15〜30秒、使い方の解説でも45秒以内が目安として語られることが多いです。ただし最適な長さは商材やターゲット層によって異なり、美容系と工具系では有効な尺が変わります。複数パターンを投稿してデータで検証するのが確実です。

Q. ECのショート動画は月に何本投稿すべきか?

A. 運用支援会社では週3〜5本(月12〜20本)を推奨するケースが多いです。ただしTikTokはアルゴリズムの詳細を公式に開示しておらず、この数字は業界慣習レベルの目安です。本数を増やすために質を落とすと逆効果になります。少人数のECチームなら、まず週2本(月8本)を3ヶ月続けてデータを蓄積し、反応の良いパターンが見えてから本数を増やす方が効率的です。

Q. スマホだけでEC向けの商品動画は撮れるか?

A. 撮れます。iPhone 13以降やPixel 7以降であれば画質は十分です。ただしスマホ単体では手ブレ・音声・照明の3点が弱いため、三脚(2,000〜5,000円)、ワイヤレスマイク(3,000〜8,000円)、リングライト(2,000〜5,000円)の3点は最低限そろえてください。合計1万円前後の投資で、フリーランスに1〜2本依頼するよりも安く済みます。

Q. CapCutで作った動画をECサイトやSNS広告に使っても大丈夫か?

A. CapCut無料版のアプリ自体を使って動画を編集すること自体は商用利用可能ですが、無料版に内蔵されている音楽・エフェクト・フォントの多くは商用利用が制限されています。商用利用が許可された素材を使うには、CapCut for Business(月額約20ドル〜)への加入が必要です。また、利用規約にはアップロードしたコンテンツに対してByteDance側に広範なライセンスを付与する条項があります。規約に不安がある場合はDaVinci Resolveなど他のツールを選ぶ方が確実です。

Q. ショート動画の制作会社と運用代行会社の違いは何か?

A. 制作会社は動画の企画・撮影・編集を請け負い、納品物は動画ファイルです。運用代行会社はそれに加えてアカウント運用(投稿スケジュール管理・コメント対応・分析レポート)まで含みます。制作会社は1本あたりの単価が明確ですが、投稿やPDCAは自社で回す必要があります。運用代行は月額固定で手離れが良い反面、自社にノウハウが蓄積されにくいデメリットがあります。EC売上への貢献を重視するなら、KPIにROIやCPAを設定できる会社を選んでください。

Q. フリーランスにショート動画の編集を依頼するとき、最低限の契約内容は?

A. 最低限押さえるべき項目は5つあります。1つ目は納品物の仕様(解像度・アスペクト比・ファイル形式・テロップの有無)。2つ目は納期と修正回数の上限。3つ目は著作権の帰属(納品後の動画の著作権が発注者に移転するか)。4つ目は素材の取り扱い(提供した商品画像や社内資料の秘密保持)。5つ目は支払い条件(納品後何日以内に振り込むか)。口頭やDMだけで合意すると、修正回数や著作権の帰属でトラブルになるケースが多いため、短くてもよいので書面にまとめてください。

まとめ

EC向けショート動画の外注先は制作会社・フリーランス・内製の3種類に分かれ、費用は月額15万〜60万円(制作会社)、1本8,000〜33,000円(フリーランス編集)、初期投資1万〜1.5万円(内製)と大きな幅がある。制作会社を選ぶ際の最重要基準は、再生数ではなくEC売上への貢献実績があるかどうかである。フリーランスは安価だが音信不通や品質のばらつきリスクがあり、試し発注から始めるのが安全である。内製は最もコストが低いが、CapCut無料版の内蔵素材は商用利用制限があり、2025年6月の規約改定でByteDanceへの包括的ライセンス付与が加わっている。TikTok Shopに出店する場合は、手数料+アフィリエイト報酬+動画制作費の合計コストを粗利構造から逆算し、黒字になる条件を確認してから参入すべきである。

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EC関連の会社で働いています。少人数の職場なので、ささげ業務の手配から画像の外注管理、ページ更新、バイトさんへの作業指示まで守備範囲は広めです。Photoshopは苦手なので本格的な画像加工は外注に出していますが、何社も試した分、業者選びや納品チェックには慣れました。このブログは仕事の中で身につけたことの記録です。