こんにちは、ツバサです。
アクセス解析の報告書を見ていたら「セッション」「PV」「UU」という3つの数字が並んでいて混乱した。どれも「アクセス数」っぽいけど、それぞれ何が違うのかよくわからなかったので調べてみた。
セッション・PV・UUとは
ひとことで言うと、セッションは「訪問の回数」、PVは「ページが見られた回数」、UUは「来た人の数」だ。似ているようで数え方がまったく違う。
Google Analyticsの公式ヘルプにそれぞれの定義が載っている。整理するとこうなる。
| 指標 | 何を数えているか | 具体例 |
|---|---|---|
| セッション | 訪問の回数 | 同じ人が午前と午後に来たら2 |
| PV(ページビュー) | ページが表示された回数 | 1回の訪問で3ページ見たら3 |
| UU(ユニークユーザー) | 訪れた人の数 | 同じ人が何回来ても1 |
具体的な例で考えるとわかりやすい。Aさんが1日に2回サイトを訪れて、1回目に3ページ、2回目に2ページ見たとする。この場合、UU=1、セッション=2、PV=5になる。
ミエルカのUU解説記事にも、同様の具体例がわかりやすく載っていた。
セッションの切れ方
GA4ではセッションのタイムアウトは30分。30分以上操作がなければセッションが切れて、次にアクセスしたときに新しいセッションとして数えられる。ナイルのSEO相談室の記事にセッションの切れるタイミングが詳しく解説されていた。
UUの注意点
UUはブラウザのCookieをもとに「同じ人かどうか」を判断している。そのため、同じ人でもスマホとパソコンでアクセスすると2UUとしてカウントされることがある。PLAN-Bの解説記事でもこの点が注意事項として書かれていた。完全に正確な「人数」ではないことは覚えておいたほうがいい。
EC実務で出てくる場面
この3つの指標は、EC担当なら毎月のレポートで目にする。僕が実際に使った場面を書いておく。
月次報告で「PV」と「UU」を聞かれた
上司への報告で「今月のPVとUU教えて」と言われるのは定番だ。GA4の「レポート」→「ライフサイクル」→「集客」あたりで確認できる。やさしいGoogleアナリティクスブログにGA4でのUU確認方法が載っていて参考になった。
広告の効果を測るとき
広告を出してセッション数が増えたかどうかを見る。ただし、セッション数だけ増えてもUU数が変わっていなければ、「同じ人が何度も来ているだけ」という可能性がある。新規ユーザーと既存ユーザーの内訳も合わせてチェックするのが大事だ。
サイト内の回遊を分析するとき
PV ÷ セッション=「1回の訪問あたり何ページ見ているか」(ページ/セッション)がわかる。この数字が低いと、来た人がすぐに帰っている=サイト内の導線がうまく機能していない可能性がある。
覚えておきたいポイント
PVだけ見ても意味は薄い
PVが多いからといってサイトが好調とは限らない。1人のユーザーがページを行ったり来たりしているだけかもしれない。PV・セッション・UUをセットで見ることで、はじめてサイトの状況が見えてくる。
レポートの期間を揃える
「先月のUU」と「今月のUU」を比較するなら、期間の日数を揃えないと意味がない。31日ある月と28日の月では、当然ながら数字が変わる。
GA4では「ユーザー」の概念が変わった
GA4ではユーザーの計測方法が旧UAから変わり、「アクティブユーザー」が基本指標になった。レポートで「ユーザー」と表示されている数字は、GA4では基本的にアクティブユーザー(エンゲージメントのあったユーザー)を指す。free webのGA4セッション解説でも、この変更点が説明されていた。